田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

「あかあかや月ビール」1月23日(火)発酵7日目 月齢6

2018年01月24日 | 湖畔の杜ビール

「あかあかや月ビール」1月23日(火)発酵7日目 月齢6

東京は凄い雪で、大変な事になっていますね。
お見舞い申し上げます。
これから天気が緩むと落雪に注意しなければいけません。
頭上の雪にはどうぞご注意くださいね。
秋田も今日から大雪になるようです。

今日の「あかあかや月ビール」の様子をお伝え致します。
通常は3~4日目位で酵母の増殖は停止(増え切る)しますが、「あかあかや月ビール」は発酵が緩やかですので、恐らく昨日くらいで増え切ったものと思われます。
しかしながら酵母はまだまだ食事(糖を食べる事)をし続けますので、糖度は低下しこれからは味にいわゆるキレが出てきます。
酒としてのビールらしさが顕在化してくるわけですね。
今朝の試飲では大分ビールらしくなって、しっかりとした腰のある泡も多くなっています。

「絶対、いいビールになる」と確信させる要素を早くからみせてくれている「新月仕込みビール」恐るべし。

画像はようやく姿を現してくれた月(レストランORAE前から)と、「あかあかや月ビール」の住まい(発酵タンク)です。

■月(月齢4) 1/21の画像 湖畔の杜レストランORAE前より


■発酵中の「あかあかや月ビール」(タンク)


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田沢湖 白鳥の湖

2018年01月22日 | ミミのつぶやき

今朝の湖畔の杜レストランORAE前。

白鳥さんの群れ。

12月に確認していた集団、そのまま田沢湖にいる模様です。

田沢湖で羽を休める光景を確認したのは、今から約18年前。

それから長い時間をかけて、わずかですが数が増えてきています。

ここにきて、今の時期に田沢湖に居ると言う事は、春までの定住地として田沢湖を選んでくれたと言う事でしょうか。

「白鳥の湖」として、定住して欲しいものです。

 


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「あかあかや月ビール」1月21日(日) 発酵5日目 月齢4

2018年01月21日 | 湖畔の杜ビール

一気に発酵液が滑らかで絹のような艶を帯びてきました。
極々小さな泡が沢山作られているからです。
ビール酵母が作り出す、極々小さな泡。
この泡の正体は炭酸ガス。
麦汁中の糖分を取り入れて、しっかり消化したよ・・・と言うサインです。
酵母が「元気だよ。ご飯、美味しいよ」と言ってくれています。

お月さまがはっきり姿を現す頃、発酵液はもっともっと滑らかに艶やかになるはずです。
お月さまが満ちると共に、酵母のエネルギーも満ち満ちてくる事でしょう。
その瞬間が楽しみです。
ゆっくりですが、とても正常にそして無理なく進んでいる感じが伝わってくるこのビール。
今から「いいビールになる予感」に溢れていて、ワクワクしています。
こんな瞬間を頂き皆さんに感謝です。
ビールの仕上がりと共に感謝の気持ちが、秋田の白銀の雪のごとく私の心の中に美しく積み重なっています。
「皆さん、本当に有難うございます!!」

さて、以下は発酵5日目の発酵液の画像です。
発酵3日目から更に糖度も下がり、温度は3℃近く上昇しています。
ビール酵母が増えて白っぽい色味が強くなっています。
この頃になると、麦汁の甘さは一歩退きビールらしい味わいが前に出てきます。

発酵1日目は、麦汁の甘い香りとホップの香りがそれぞれに主張している感じですが、現在は酵母が生成するものによって香りがとても複雑になっています。

日々、香味の確認をしますが、発酵経過毎に生成される香味があって、正常な発酵をしているとこのあたりでこの香りが出てくると言うような事があります。

私の中には、正常発酵時の香味の官能基準がありますので、それに従って評価していきます。

今はとても順調に正常な香りの変遷を遂げていますので、ご安心下さい。

■発酵1日目の発酵液

■発酵5日目の発酵液


■月齢と発酵経過


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ふるさと祭り東京2018 in 東京ドーム Vol.6

2018年01月20日 | 湖畔の杜ビール

本日9日目!残すところ2日間になりました。

多くのお客様にご利用頂きありがとうございます。

開催期間中のふなっしーです。バックヤードで休んでいるところですがポージングしてくれました。流石!  !(^^)!

各地の祭りも盛んです。


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「あかあかや月ビール」1月19日(金) 発酵3日目 月齢2

2018年01月20日 | 湖畔の杜ビール

発酵2日目から主発酵(しゅはっこう)終了まで、発酵液(やがてビールになるもの)がどのような状態にあるのか、糖度や温度、官能(五感による評価)等によって把握していきます。

(糖度や温度で何かわかるの?)
麦汁(ばくじゅう)中の糖を酵母は食べて、アルコールを作ります。つまり糖度が下がると言う事は、酵母がしっかり食事をしていると言う事です。
温度も酵母が増える事によって上昇しますから、元気に増えているかのチェックポイントになると言うわけです。

(主発酵はどのタイミングで終わるの?)
主発酵はこの後の後発酵(こうはっこう 味をまとめていく工程)でどれくらい糖が消化されるのかを想定して終わりにします。糖分は味わいにコクを持たせる事にもつながりますので、こんな味わいにしたいと言う設計がしっかり出来ていないとこの工程をうまくこなす事が出来ません。

今日で発酵3日目。
以下は発酵1日目と3日目の発酵液の画像です。
1日目よりも3日目のものが若干濁っているのがおわかり頂けますでしょうか。
濁っているのは酵母が増えている証です。
温度も1日目より2℃上がり、糖度は下がってきています。
ゆっくり穏やかに進んでいるものの、2日目から味わいに極々わずかですがビールらしい特徴を感じるなど、通常仕込みのものよりも味わいの変化が早い気がします。
これも新月スタートと関係があるのか・・・・。
感覚的には、酵母が無理なく奔放に活動しているような感じがします。
とても順調です。
ご安心下さい。
■発酵1日目の発酵液


■発酵3日目の発酵液


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