田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

キレイさをもってお迎えする

2007年12月11日 | 湖畔の杜レストランORAE

「皆さん大掃除はおすみですか?」なんてコメントと共に、掃除用品の宣伝よろしく、掃除心をあおられる季節であります。1年の垢をなんとか落とさねば・・・とあせりにも似たものを感じつつ、普段手をつけていないところに手を伸ばすのは、まるで何かに挑むみたいな気持ちです。でも掃除って、した後のなんとも言えない爽快感がたまらないのですよね。。。それはたぶん使っているものがキレイになるからでけでなく、たぶん「磨くという行為によって、心が浄化(磨かれる)される」からではないかと思うのです。私がこんなお店っていいよなあ・好きだなあ・・・と足を踏み入れたくなるお店って、決して新しくはないのだけれど、窓硝子が一点の曇りなく磨かれていて、店内も古いのだけど隙のないきれいさが感じられるお店なんですよね。そんなところから店主さんの、安直に新しさに頼らず、お客様との真の対峙をしたいという気持ちが感じられるのです。嘘なく正直に真面目にご商売をやっていらっしゃるんだな・・・なんて感じがます。常に心を磨いているかのような素敵な店主さんがいるお店って惹かれますよね。

「キレイさをもってお迎えする」。これは、お客様を立てる事にもつながり、またお客様に真摯に向き合っているという事を現すことでもあると思います。


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