Point of view

読書とかドラマとか日記とか

買いたくても買えない

2008年01月23日 | 読書日記
ガーゴイルの誓いの発売日が近づきました。
でも、原作も読んでないし、邦訳も買えません。

目の前にある本は読む、目の前にある食べ物は食べる。

これが私の生き方だから。
…PCがあれば、インターネットするのもかなぁ
 
持ち帰り仕事があるので、ブログが進みます
 
今月に発売されたビジョルトの「影の棲む城」(チャリオンの影の続編)も買いたい。
買いたいのを我慢しているのに(ガーゴイルの誓いと同じ理由で)、今日、夕刊読んだら、小谷真理さんの書評で取り上げられてんの。
本屋で見たら読んじゃうから、絶対本屋には近づかない!!
 
じゃ、これから体力の続く限り、文書作成です。

一気読み

2008年01月22日 | 読書日記
日曜日に図書館に行って、

・魔使いの弟子( ジョゼフ・ディレイニー)
・マンスフィールド・パーク (ジェーン オースティン)
・ゴッドスター(古川日出男)

を借りてきた。
 
魔使いの弟子は、七番目の息子の七番目の息子、というイワクありげな出生によって、魔使いの弟子になった少年が主人公。
魔法使いではなく、魔使い。
小道具や知識によって、邪悪な魔女(邪悪ではない魔女もいるらしい)や精霊(ボガード)を封じ込める、頼りになるが、仲良くしてもらえない職業である。
シリーズもののお約束として、魔使いの説明にページが割かれている分だけ、2巻が読みたくなるのである。
まだ、少年の師匠の間の関係も浅いし、少年の母親もどうやら力ある魔女のようであるし、邪悪な魔女の親族に育てられた魔女未満の少女の行く末も気になる。

マンスフィールド・パークは、オースティンお約束の、中流家庭(というより上級だが貧しい、という当たりか)が舞台。
ちょっと頭でっかちで規則正しく冷静で、意外と反感を買う女性が主人公で、美人で性格も良いがちょっと意地悪で情熱的な姉妹(従姉妹)という設定である。
どんな人物も意地悪く描かずにはいられないオースティンの作品というところ。
ストーリーだけを追うとハーレクインなんだけど、容赦なく登場人物がけなされているので、全然萌えない、ただ、面白い。
 
まだ「ガーゴイルの誓い」の原作の読書は、折り返し地点で止っています。

本を返さなきゃ

2008年01月20日 | 読書日記
図書館に行ったら、本を返しにいかないとね。
うう。それが面倒だ。

ガーゴイルの誓い(ピアズ・アンソニイ)の原作を読むことを最優先にしているので、なかなか、2週間前に借りた本が読めなかった。

●朝日のようにさわやかに(恩田陸)
とにかく、ショート・ショート系(不条理もの)が苦手な私は、収録作品の半分が読めなかった。
水野理瀬シリーズ(麦の海に沈む果実、黄昏の百合の骨)の番外編である「推奨の夜、翡翠の朝」を読んだ後は、「あなたと夜と音楽と」以外は流し読みしてしまった。

●マジカル・ドロップス(風野潮)
魔法のドロップをなめると2時間ほど15歳に戻るという40代の主婦。
メルモちゃん…?
まぁ、想像通りの話の展開でベタな感じで、なんとなくギクシャクしていた家族が結束するというあたりもお約束なんだけど、読み終えて「よかったよかった」と思えるので良し。

●マリナー氏の冒険譚
短編集だけど、2話読んでドロップアウト。
ミスタービーンを観ようと思わないのと同じ理由だと思う。

●アルテミス・ファウル(オパールの陰謀)
シリーズ4作目だが、くそっ、面白い。
3話で悪の犯罪天才少年が改心してしまって、続編はどうなるんだろうと思ったが、妖精によって記憶を消去されたせいで、また元通り悪ガキに戻っていた。
冒頭で主要キャラクターが消されてしまうので、衝撃を受けた。
実は生きているのでは?と思ったが、そこまで優しくなかった。
最近の児童文学は現実的である。



このシーズンのドラマ

2008年01月14日 | ドラマ

2008年1月からドラマが始まってきました。
平日は余り観ないようにしようと、心がけているのですが、さて、どうなることでしょうか。
とりあえず、コメディと警察モノ、これが基本ラインですので、先クールからの続きで、

  • 相棒(水21時)
  • SP(土23時40分)

これは継続視聴です。
あと

は警察モノですので観ました。これは視聴決定です。
米倉涼子の鍛えられたボディを拝むだけでも効果があります。
思わず、昨日、スポーツクラブに1ヶ月ぶりに行きました。

コメディでは

がありますが、ハチクロは1回目は見たけど、2回目からは判りませんねぇ。
貧乏男子は何となくパス。
深田恭子は意外に好きなのですが、1回目を観た未来講師も微妙です。
↑ところで、武田真治の演技が、のだめカンタービレのミッチーとかぶってるんですが。
深田恭子といえば、ドロンジョ役とかいう噂ですが、同じコスプレ女優ならサトエリでしょうに。

ヒューマンドラマ系では

月9はパス。野島伸司だから。
あしたの喜多義男は観てから考えます。とりあえず、先週も録画しただけ。

後は意外に観ちゃうNHKです。いいの、ちゃんとBS受信料も支払っているから、元をとらなきゃ。

  • 太王四神記(NHK)
  • ちりとてちん(NHK)
  • 篤姫(NHK)
  • チャングムの誓い(ノーカット、字幕版)(NHK)
  • 電脳コイル(NHK)
  • フルスイング(NHK)

 

 


amazonマーケットプレイス使用中

2008年01月14日 | 読書日記

本に愛着があるので、捨てられない。
でも、1000円の小説が50円で古本屋に買い叩かれるのが忍びない。
マンガより高いのに!
ということで、今年に入ってから、せめて高く売れるであろう2007年発売の本や、古本屋では余り見かけない新書を、マーケットプレイスで売っている。
郵送料340円を含めても、本屋で買うより安くなるように、定価から400~500円を差し引いた価格で出品している。
上下巻を同時に出すと、同じ人が買ってくれて郵送料が浮くことも判ってきたし、amazonに差し引かれても、手間賃を考慮しても、古本屋よりずっとお得だと判ってきた。
でも、大抵のノベルズは、クロネコメール(厚さ2cm以下だと160円)で送れないことも、よく判った。

今月に入り、
 空の境界 上下(奈須きのこ)、
 伝説の森 上下、女王の矢(マーセデス・ラッキー)、
 クビツリハイスクール(西尾維新)

の6冊を売り払った。
心苦しくないのがうれしい。・・・面倒じゃないし。
以前、私が面倒がって、本が譲れなかった一件が・・・
いや、まだ、手元に本はあるんですがね

amazonは締め切りを2日後と指定してくるので、焦らされるのが良いのですね。


邦訳前の駆け込み読書

2008年01月07日 | 読書日記

本日まで休暇だったので、必死になって「Geis of Gargoyle」(Piers ANTHONY)を読んでおります。
もちろん1/25刊行予定の「ガーゴイルの誓い」(ピアズ・アンソニイ/山田順子訳)の原作です。

途中まで読んで放置してたから、辞書を使いながら最初から読む羽目です。
なんとか18章中の3章まで読み終えたところ。
先は長い。
まだ、旅の道連れが揃っていない。


だけど、辞書を使って良かったことが1つ。
「ガーゴイルの誓い」の紹介文にもあるように、ガーゴイルのゲイリーはフィルターを探せと、ハンフリーに言われる。
水の浄化を仕事としているゲイリーなので、ろ過用フィルターだろう、と辞書を使わずに読んでいたんだけど、スペルをよく見たら、filter(ろ過するもの)じゃない。
辞書で調べたらphilterの意味は惚れ薬。
こういうのは原書を読む楽しみだなぁと思う。

あ、明日から仕事。年末の忌引きのせいで、13連休の私は仕事に耐えられるのか。。。


新年最初の図書館

2008年01月07日 | 読書日記

2008年初の図書館に行って来た。
ちょっと関西弁が恋しくなったのか、最初の3冊は関西色。

  • 薄荷草の恋(田辺聖子)
  • マジカル・ドロップス
  • 宙飛ぶ教室(小倉 千加子)
  • アルテミス・ファウル オパールの陰謀(コーエン・オルファー)
  • マリナー氏の冒険譚
  • 朝日のようにさわやかに(恩田陸)

薄荷草の恋と書いてペパーミントラブと読むあたり、嫌な予感で背筋がぞわぞわしたけれど、実際にはペパーミントの香りのするグッズを開発しているキャリアウーマンが、遠距離恋愛でグズる彼氏と言い合うという中身。
実は仕事を偏愛している女たちが多く出てくる短編集だった。
あえてゾワゾワするタイトルの本を選んだんだけど、意外に身近なテーマで、かえって困惑するという結果だった。

宙飛ぶ教室は、上野千鶴子氏との共著も多い教育心理学者の著作とあったので、あえてフェミニストに足を踏み入れたのだが・・・
確かにフェミニズム本なのだが、そこに溢れるのは宝塚の宙(そら)組の元トップスター和央ようかと花總まりへの愛だった。