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女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

桜の秘密(朴正子)

2012-03-28 | 日記
暖かな春のひざしが、もうすぐに来ていました昨日の一日。
桜の花が、なぜ美しく、すごく愛されているのかと私なりに解釈しました。

まずは、うつくしい、淡いピンク色、男性女性、子供、老人、すべてに愛される色であること。
人生と同じで、咲いていくまでは、長いのに、咲いてからあっという間に、はかなく散るところではないのかと。

桜吹雪は、まるで、桜の流す涙のようで、美しくてすきです。
大阪城の見える、私の秘密の場所で今年もお花見させていただきます。

そうして、美しいピンクの妖精たちが、私たちに、優しさとあたたかさと、喜びをともにかんじさせてくれる、春にもうじき、乾杯できるから。

ほんと、生きててよかった?!

私の好きな男の場合。

2012-03-28 | 日記
無口な人です。
私の話をひたすら聞いてくれる人。

仕事はまじめで、趣味は、旅行です。
それに、運転のうまい人なのです。

それは、みんな死んだ旦那様にあてはまりますがね。

男は、黙って、○○ビールのように、ひたすら、おしゃべりではなく、黙々と生きている人がすきです。

まじめな人がいいのは、私が、いい加減で、おしゃべりだから、正反対人間があう?
らしいのですがね。

そんないみでも、無口な人は、だいすきです。
男の、大きな声のおしゃべりは、みみざわりでいけないです。
その時点で、私のストライクゾーンは、はずれてしまうのです。


天井裏の秘密(朴正子)

2012-03-28 | 日記
あるところに、古い文化住宅がありました。
そこには、昭和の時代を感じさせる街並みに隠れた様に建つ古びた木造でした。

そこの住民は、みなたいへんおとなしく、あいさつ程度はかわすものの、あんまり深入りしないいい意味で、人をあれやこれやと干渉しない、人々でした。

そこに、ある一人の人物が住んでおりました。
その人物を見た人は、ほとんどいないわけで、どんな人が住んでいるのか、皆に聞いても、帰ってくる答えは、見たことはないが、電気と音はするので、いることはいるらしいということでした。

ある時、その文化住宅の2階の住民は、夜中に天井裏で、ねずみの運動会をきいてしまい、夜明けまでねられないとき、ふとこんなことをかんがえたのです。浅い眠りで、余計なことを想像してしまったようです。

そう、あの天井裏のねずみは、にんげんのようではないかと。
その人間は、問題の部屋の住民ではないかと、たぶん、見たことがないのは、彼は夜遅く外出していくし、秘密の容姿ではないのかと。

体重も極めて、軽く、天井裏に忍び込みのは、いとも簡単にできる、小人男ではないのかと、はてその部屋に、たまに出入りする、小学生の男の子がもしかしたら、そこの住民ではないのかと。

たしかに、その人物は、小人のような大人でした。身長140センチみたないし、体重も小学生なみに、軽い男でした。
だから、天井裏に忍び込みのは、いとも簡単にできそうなかんじがしたのでした。

彼は、売れない小説家でした。
ほとんど外出は、しないで、自宅で仕事をして、顔を見せたことはないのです。

たまに、出入りするときは、だれもとうらない、夜中でした。
あるときです。

また、眠れないときに天井裏で、音がけたたましくしました。
そのときたしかに、人間であると、確信しました。それは、天井裏を見渡す穴が、人間の肌をかいまみせたからです。

さて、小人男の、目的はなんなのだろうか?
のぞき、それとも????????

あるとき、店頭に面白本がでました。

「小人の冒険(天井裏の快楽)」

つまり、あの住民が、書いたのです。

わりと、おもしろく、結構うれました。
その小人男は、間もなくお金も入り、もうけたようで、引っ越していきました。

だれも、いまでも、その小説家をみたものはいません。
ただ、古い文化住宅で、あの小説が、うまれたのはまちがいないのです。

彼方の住宅にも、天井裏があれば、こんな、小人人間がよなよな、あそびにきているかもしれませんね、ねずみでも、どろぼうでもない、秘密の遊びをする、小人男です。