女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

死神さん(金玉姫)

2013-03-23 | 日記
夫は死ぬ前になんども、死神にあっていた。
それは団地の踊り場にいたり、玄関にいたり。

その姿は、野菜の行商のおばあちゃんだったり。
その姿は、小さな子供だったり。

死神は確かにいた。
夫はその神様を見てから、一年以内になくなった。

私はまだその神様を見ていない。
その神様が迎えには来ない。

どうしてかって。
私は悪人で、悪いことばかりしたから。

なかなか、あの世とやらにはいけない。
お花畑を見ながらはしをわたっていくせかい。

いつかわたしもみるだろう。
そして、花畑を見ながら橋を渡るに違いない。

それまであなたの悪魔でいたい。
わたしがいきれるのは、この世で悪いことをしたから。

いいことをしたら、天国とやらにいけるから。
わたしはこれからも、貴女を呪う生霊でいたいから。

いきるだけ。
いきるために、死神さんさようなら。

呪いだけで生きる亡骸(金玉姫)

2013-03-22 | 日記
私の夫はある男に殺された。
そして、私はその時から生きた心地がしない抜け殻だ。

もちろん、生きているのは確かなのだが心がない。
さみしいとか、苦しいとかという感情がない。

その代わり、うるさいとか許せないとかという思いがある。
怨みだけで生きるのは、たぶんあの世で成仏していない夫の願いだろう。

わたしだけに生きて、恨みを晴らしてほしいのだろう。
そのために死なない程度にぬけがらを、育てている。

私は、生きながら死んでいるのだから人間関係はなくてもいい。
誰にも会わないほうが、いい。人を憎んでいるから。

人が人を呪うのはちゃんと訳がある。
人が人を憎んでころすには、ちゃんとしたわけがあるのだ。

人がそばによると私は嫌だ。
そして誰にも私の計画を邪魔されたくない。

おどおどしい計画なのだ。
私はもはや人間ではない、そして女ではない。

もう人間に帰らなくても、化け物でも生きていたい。
どうしてかって、いやな奴を呪い殺すことだけに生きがいがあるから。

生きていなくては、呪ったところでどういう結果がでるかわからない。
できるだけ、苦しむ方法で死んでもらいたい。

そして、貴女を憎んで、憎んで醜い私の心で、
痛み苦しみ死んでもらいたい。

うし三つ時に私がくぎをうつのは。
あなたがくるしんでほしいから。

私の目を見ないでほしい。
あなたのことが嫌いで、嫌いで、本当に嫌いだから。

首を絞めて殺すような簡単な殺し方ではいけない。
真綿でゆっくりジワリと苦しんでもらいたい。

酒におぼれイライラしてもがいて暴れまわり、そしてじたばたして。
苦しんでもがいて嫌われるぐらいあなたはみにくくなって、死んで。


その結果を見るためだけに生きている。
抜け殻だけど、それでいい。

電話の声●聞こえのうち。

2013-03-21 | 日記
安普請なのか、でんわのこえがまるきこえ。
美男子ならいいけど、お爺さんの声です。

ききたくない、顔も見たくない人の声です。
毎日会わなくても、声だけでかくしゃべるので●聞こえ。

声のとうらないおとなしい人が隣に来たらしあわせだった。
おとなしい人の出入りの激しくない一人ぐらいしの人なら。

私は運が悪い、あの声を聴いただけで虫唾が走る。
嫌いなものは嫌い、それはうそつきでいやらしいかんじだから。

しかも女の人を殴るけるなどしていた。
その声はいつも聞こえたし、商売の女も来ていた。

隣の部屋はまえはあきべやでなんにもなかった。
もちろんいやなことは何一つなかった。

そんな私の不幸をいつも悲しんでいるのは死んだ母だろう。
苦しんでいるのに、あのでかいとしよりのこえ電話の声。

本当に効きたくないものは体に悪い。
これからもこの不幸をかんじつついきなくてはいけないのだ。