女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

天国って、面白いの?!(11)

2011-01-26 | 日記
私は、本当に不細工な人間でした。
しかもです、おまけに馬鹿でかい身長で恋などとは、縁遠い容姿です。

どうして、恋ができるのでしょうか?
ブスなうえに、デブなのです。

整形?!
無理です。やせるのは何とかなりそうですが、顔がいけない。

そのときある考えがひらめきました。
ブスの私の容姿が、見違えるほど美しくみえる方法がね。

馬鹿な話なんですが、ブスである自分を見せないで恋する方法でした。
美しい友人に頼んでみました。

その友達は、「ミス七夕」にも選ばれた美人です。
私の1000倍はうつくしいひとでした。

猫はその友人の写真をもらい、おくることにしたんです。
ミス七夕は、それは美しい女性でした。みんな一目ぼれする女の子でした。

この写真なら、惚れるわ。けれどいつかはばれてしまうのでしょう。
みにくい、ブス、デブの人間のわたしがね。

猫は、その友人になりすまして、会いに行くつもりでした。
ミス七夕は、女優で言うなら、色の白いお眼眼のパッチリした日本美人の菅野みほでした。

ちょうど、”ごろごろ”と噂のあったかわいい女性でした。
私が、ミス七夕に成りすますのは、簡単でした。

友人と二人で、あいにいくのです。
つまりです。友達にわたしの役をさせて、私は、ミス七夕に入れ替わるのですが、
なんせ、馬鹿なわたしは、こんがらかり分からなくなりました。

まあ、現在(70歳)の私の話ゆえに、おかしくきいてほしいのですが、おばあちゃんのわたしは、
いまでも、鮮明におぼえております。たしかに、恋をしていたのです。

猫として、ブスとして、いろんなわたしでね。
ところで、私は、今でも、不細工な人間の容姿で、おばあちゃん界の変人としていきているんです。

70才というのはうそで、80歳ぐらいかもしれませんね。
おばあちゃんの夢のおはなしなのでございますわ。

ところで、てんごくのあなた、きいてますか?!

こんなくだらないお話を、きいてますか?

私は、いまでもあなたがすきです、だいすきです。

天国ってさあ。おもしろいんですか?!

だって、いちどでも、私にあいにこないんですからね。

天国って、私の席もあいてますか?
そこで、わたしもちゃんとすわり、あなたとまた、天国であそびたいです。

そのときは、キキとララのラブレターをまた書いてくださいね。

わたしは、どうするのかしらね。

そうだなあ。毎日あなたにまとわりついて、いつも甘える猫にもどりますね。

にゃん子にかえるだけですから。

おわり。

天国って、面白いの?!(10)

2011-01-26 | 日記
人間が恋に落ちると、どんな行動をするのか?
人間と、猫とは、お互いの細胞がまじりあい、新しい生物ができるのか?

つまりです。猫のすがたのわたしは、恋をして文鳥☆研究員に報告する義務でした。
しかし、任務をわすれるほど、本気になるのは猫の方でした。
 
不細工な容姿の猫は、もてないのでいつも恋はあきらめておりましたが、
猫の姿の自分は、きれいな美しい艶姿の猫なのです。

もしかしたら、猫としてわたしをみとめてほしい。
”まさまさ”のそばにはいけないので、そっと猫の手で手紙をしたためました。

「あなたの涙は、わたしのなみだです。
あなたの悲しみは、私の悲しみです。

あなたの喜びはわたしの、よろこびです。
あなたのそばに、いつも私がいます。」

猫の私は、もやもやの手の肉球に邪魔されながら、書いたのです。
たまに、ひげが揺れたりして、恋文を書くのが大変でした。

恋文は、やがてとどいたのかもしれません。
人間界には、ありがちな住所でしたが、本当は屋根裏にすんでいたのです。

寝るときだけは、人間の体から離れて、そっと屋根裏でねていたんです。
もちろん、猫の私の抜け殻はベットにあるのですから、誰にもわかりませんね。

屋根裏では、たまにねずみとかけっこしたり、のびのびとあそんでおりました。
猫の方が、はるかに人間の私よりも、楽でした。

さて、猫が本当に、人間と恋に落ちるのでしょうか?!
それとも、人間の男前が、猫をすきになるのでしょうか?!

まあ、かなわぬ恋は、美男子とブスの恋なのでしょうね。
写真を送っても、無駄でしょうし。

たぶん、おりきにもなれないじぶんでした。
また、恋文をかきました。

猫球の手が邪魔になるのもわすれて、せっせとかきつづけました。
たまに、おまけをいれました。

美しい入浴剤とか、あめとか、その他色いろですね。
おまけつきだと、たぶん期待してあけてくれそうでね。

何にもないよりも、印象に残るので、わざとおまけをいれるんです。
つまらないものでも、あけてくれるための、手段ですね。

あめひとつでも、印象にのこるのですからね。
みんなもラブレターには、おまけを入れましょうね。

バレタインデーに”まさまさ”はたくさんのチョコをもらいそうです。
だから、私はあえてずらして、あげるんですね。

数少ないプレゼントの日をねらい、送るんですね。
わたしの、猫ごころをこめて、愛をこめて、送りました。

つづく。