キャブレター洗浄中、コンセントリックの各穴がどこをどう通ってどのようになっているのか、K田さんに改めて尋ねて復習したので書き留めておきます。今後の洗浄の道標として。ボディの底。ちょうどフロートチャンバーと接する面はだいたいこんなようなことになっていて…

ガソリンは底にある2つの穴、メインジェットとスロージェットから吸われてゆき、エアクリーナー側の面に空いている2つの空気穴から空気が吸われる。これらガスと空気がちょうど下図のようにキャブのボディの中に空いている通路を通って混ざり合い、混合気となってエンジンへ供給される。

青がスロー系の経路、オレンジがメイン系の経路。スロー系はアイドリング~低速時に活躍し、メイン系は中速~高速時に主に働きます。パイロットエアスクリューが左から入っていますが、これはピンクの矢印のところまで到達し、スロー系の出口を開けたり閉めたり。混合気量を調節する。で、そのスロー系の出口だがキャブを真上から見たときの断面図で説明すると…

キャブの横穴の底面、このピンクの矢印の先にある小っちぇえのがそうです。そりゃあつまるさ。洗浄中パーツクリーナーなんかでこの穴がちゃんと通っているかどうか確認したい場合、空気を吸う穴の小さい方(スロー系)と、パイロットエアスクリューが入る穴の2箇所(エアスクリューが入っている場合は前者1箇所のみ)を指で押さえ、スロージェットの穴からパーツクリーナを吹き込むと…非常にじわっとこの小っちぇえ2穴から出てきます。これで一応、通ってる。

ちょっと平面図だけでは限界があったので立体図で。グレーのラインはスロー系、白のラインがメイン系。都合上各ラインの長さなどに齟齬はありましょうが、ラインを把握するという意味ではそんなに問題ないはず。こういうパイプラインがキャブレター上部ボディの中に埋まっている、と。配線図を描いたときもそうだったんですが、改めて描くとすげえ単純なんだよなあ?作業中はよく混乱したのに。
参考:
1. BUSHMAN'S CARB TUNING SECRETS
2. Old Britts "Amal Concentrics, How they Work and Tuning"
(英語なのでまだ読んでいないが何か詳しく書いてあるっぽい)

ガソリンは底にある2つの穴、メインジェットとスロージェットから吸われてゆき、エアクリーナー側の面に空いている2つの空気穴から空気が吸われる。これらガスと空気がちょうど下図のようにキャブのボディの中に空いている通路を通って混ざり合い、混合気となってエンジンへ供給される。

青がスロー系の経路、オレンジがメイン系の経路。スロー系はアイドリング~低速時に活躍し、メイン系は中速~高速時に主に働きます。パイロットエアスクリューが左から入っていますが、これはピンクの矢印のところまで到達し、スロー系の出口を開けたり閉めたり。混合気量を調節する。で、そのスロー系の出口だがキャブを真上から見たときの断面図で説明すると…

キャブの横穴の底面、このピンクの矢印の先にある小っちぇえのがそうです。そりゃあつまるさ。洗浄中パーツクリーナーなんかでこの穴がちゃんと通っているかどうか確認したい場合、空気を吸う穴の小さい方(スロー系)と、パイロットエアスクリューが入る穴の2箇所(エアスクリューが入っている場合は前者1箇所のみ)を指で押さえ、スロージェットの穴からパーツクリーナを吹き込むと…非常にじわっとこの小っちぇえ2穴から出てきます。これで一応、通ってる。

ちょっと平面図だけでは限界があったので立体図で。グレーのラインはスロー系、白のラインがメイン系。都合上各ラインの長さなどに齟齬はありましょうが、ラインを把握するという意味ではそんなに問題ないはず。こういうパイプラインがキャブレター上部ボディの中に埋まっている、と。配線図を描いたときもそうだったんですが、改めて描くとすげえ単純なんだよなあ?作業中はよく混乱したのに。
参考:
1. BUSHMAN'S CARB TUNING SECRETS
2. Old Britts "Amal Concentrics, How they Work and Tuning"
(英語なのでまだ読んでいないが何か詳しく書いてあるっぽい)
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