本来ならば先週の日曜に行うはずだったのだが、前日深夜に急性腸炎で倒れ、のたうち回っておりました。さて、回復したので新品キャブをつけるぞー。
まずは当たり外れをチェック。本体のフタを開け、スロットルバルブとのガタを見る。大体半分くらいバルブを下げたところで指でつまんで左右に動かす。これがもう本当に素晴らしい事に左右キャブともほぼガタがなく、当たりのキャブである事が判明。試しに同じく新品のはずれキャブでガタを見させてもらったのだけども、こちらはガタガタ。改めて当たったことを急性腸炎に感謝した。チョコレートの缶とはよく言ったものだよ。あとはバルブの動きで渋いところがないかもチェック。溝を合わせて手を離すと、バルブはストンと落ちる。これも合格。よかった…。聞くところによると、コマンドが使う932は他であまり使わないらしく、ひょっとしてそれで元の鋳型が劣化していないんじゃないかなんて話していたが、どうなんでしょうね。
調子に乗ってスロットルバルブもクロームメッキにしてしまおうか。3つ在庫があったので、それぞれを順列組み合わせではめてみて、ガタのないものを選ぶ。ちなみにスロットルバルブをメッキのものに交換すると、張り付きにくく、チャンバー側は使用に従って摩耗するがバルブ側は減らないので、通常のスロットルバルブ使用時よりもたぶんガタが少なく、長持ちする(未確認)んじゃないかな?しかしここで問題が。

スロットルバルブとボディにガタはないものの、チャンバーの底まで落ちきらない。本来ならここまで下がるはずが上写真のように途中で引っかかって動かなくなってしまう。バルブの底部分にバリがあるからじゃないかと、ダイヤモンドヤスリで削ってみるが…。やっぱりだめ。つうか縁の金属の厚みが、もともと入っていたものと比べて見た目にはっきり肉厚。しばし試行錯誤してみましたが、ちょっと長い作業になりそうだったので早めにあきらめた。まあ、仕方あるまい。それにしても、これ、学校の在庫で試したからよかったようなものの、普通に買ってつけるには相性がありすぎて問題だなあ。
その後は淡々と取り付けを。あれだけ面倒で手間のかかったエアクリーナー&キャブ外しも、もはや完全になれました。あ、純正弁当箱エアクリーナーの着脱は、エレメントの縁ゴムとキャブへのアタッチするゴムにそれぞれシリコングリス(もしくは台所洗剤を薄めたもの)を塗るとやりやすいです。するっと入るようになる。…ま、あんなものつけたい人なんてあんまりいないだろうけどね。
先日書いたように、コマンドのツインキャブは932を並べただけではつかないので、左右干渉する部分をヤスリでガリガリ削ります。

万力でくわえた方がもちろんやりやすいけれども、歪まないよう、くわえる場所と力加減を慎重に。削る場所は、スロットルストップスクリューの真反対にあるでっぱり(左右キャブ両方削る)とマニホールドにつく菱形の角1箇所(左右どちらかのキャブのみでよい)で、だいたい前者3mm、後者2mmほど。このへんの作業を終えたら、パーツクリーなとエアコンプレッサーで入念に穴という穴を洗浄します。新品と言えど油断ならないからな。
セッティングも今回はちょっと変えます。Cafe Britich Bikeさん(今回のキャブもここで購入した)のサイトにある車種別キャブレター仕様を参考に。もともとのセッティングはメインジェット#260でスロージェットなし。今回はメインジェットを#230にして(932購入時ノーマルは#220)スロージェット#20をつける(校長曰くスローがないと濃すぎるとのこと)。スロットルバルブのカッタウェイは旧キャブの3と1/2から3番(932購入時ノーマル)に変更。ニードル位置は不動の真ん中2番、ニードルジェットも同じく不動の#106で。
フロートの位置をチェック。フロート、フロートニードルを古いもの含めて順列組み合わせで試し、いちばん油面が低くなる組み合わせで組みます。同じフロートニードルのはずなのに、変えてみると油面に差が出るからおそろしい。あと新品のフロートはごく稀にバンクしていることがあるらしいので、古いものが使えればそのまま使った方がいいそうです。今回は組み合わせの結果、明らかに新品のものの方が油面が低くなったので新品を使用しますが…まあ大丈夫でしょう。燃料ホースを繋ぐバンジョーは新品で来たものは片口(左右別々に給油される)だったので両口(左右混ざって給油される)だった旧来のものを流用。アルミだしね。ガスケットも位置を合わせて確認。問題ないようなのでそのままとりつける。
さて…ようやく組み上がったか。…というところで時間切れ。もう少し粘って乗って帰りたかったが、会社からも呼び出されてしまったので断念。土曜日はゆっくりセッティングなどを詰めていきたいと思います。…つうか、キャブを新しくすればすべて順調にいくような気がしていたが、そもそもの発端であったエンスト問題(忘れかけてた)はこれで解決するのだろうか?
まずは当たり外れをチェック。本体のフタを開け、スロットルバルブとのガタを見る。大体半分くらいバルブを下げたところで指でつまんで左右に動かす。これがもう本当に素晴らしい事に左右キャブともほぼガタがなく、当たりのキャブである事が判明。試しに同じく新品のはずれキャブでガタを見させてもらったのだけども、こちらはガタガタ。改めて当たったことを急性腸炎に感謝した。チョコレートの缶とはよく言ったものだよ。あとはバルブの動きで渋いところがないかもチェック。溝を合わせて手を離すと、バルブはストンと落ちる。これも合格。よかった…。聞くところによると、コマンドが使う932は他であまり使わないらしく、ひょっとしてそれで元の鋳型が劣化していないんじゃないかなんて話していたが、どうなんでしょうね。
調子に乗ってスロットルバルブもクロームメッキにしてしまおうか。3つ在庫があったので、それぞれを順列組み合わせではめてみて、ガタのないものを選ぶ。ちなみにスロットルバルブをメッキのものに交換すると、張り付きにくく、チャンバー側は使用に従って摩耗するがバルブ側は減らないので、通常のスロットルバルブ使用時よりもたぶんガタが少なく、長持ちする(未確認)んじゃないかな?しかしここで問題が。

スロットルバルブとボディにガタはないものの、チャンバーの底まで落ちきらない。本来ならここまで下がるはずが上写真のように途中で引っかかって動かなくなってしまう。バルブの底部分にバリがあるからじゃないかと、ダイヤモンドヤスリで削ってみるが…。やっぱりだめ。つうか縁の金属の厚みが、もともと入っていたものと比べて見た目にはっきり肉厚。しばし試行錯誤してみましたが、ちょっと長い作業になりそうだったので早めにあきらめた。まあ、仕方あるまい。それにしても、これ、学校の在庫で試したからよかったようなものの、普通に買ってつけるには相性がありすぎて問題だなあ。
その後は淡々と取り付けを。あれだけ面倒で手間のかかったエアクリーナー&キャブ外しも、もはや完全になれました。あ、純正弁当箱エアクリーナーの着脱は、エレメントの縁ゴムとキャブへのアタッチするゴムにそれぞれシリコングリス(もしくは台所洗剤を薄めたもの)を塗るとやりやすいです。するっと入るようになる。…ま、あんなものつけたい人なんてあんまりいないだろうけどね。
先日書いたように、コマンドのツインキャブは932を並べただけではつかないので、左右干渉する部分をヤスリでガリガリ削ります。

万力でくわえた方がもちろんやりやすいけれども、歪まないよう、くわえる場所と力加減を慎重に。削る場所は、スロットルストップスクリューの真反対にあるでっぱり(左右キャブ両方削る)とマニホールドにつく菱形の角1箇所(左右どちらかのキャブのみでよい)で、だいたい前者3mm、後者2mmほど。このへんの作業を終えたら、パーツクリーなとエアコンプレッサーで入念に穴という穴を洗浄します。新品と言えど油断ならないからな。
セッティングも今回はちょっと変えます。Cafe Britich Bikeさん(今回のキャブもここで購入した)のサイトにある車種別キャブレター仕様を参考に。もともとのセッティングはメインジェット#260でスロージェットなし。今回はメインジェットを#230にして(932購入時ノーマルは#220)スロージェット#20をつける(校長曰くスローがないと濃すぎるとのこと)。スロットルバルブのカッタウェイは旧キャブの3と1/2から3番(932購入時ノーマル)に変更。ニードル位置は不動の真ん中2番、ニードルジェットも同じく不動の#106で。
フロートの位置をチェック。フロート、フロートニードルを古いもの含めて順列組み合わせで試し、いちばん油面が低くなる組み合わせで組みます。同じフロートニードルのはずなのに、変えてみると油面に差が出るからおそろしい。あと新品のフロートはごく稀にバンクしていることがあるらしいので、古いものが使えればそのまま使った方がいいそうです。今回は組み合わせの結果、明らかに新品のものの方が油面が低くなったので新品を使用しますが…まあ大丈夫でしょう。燃料ホースを繋ぐバンジョーは新品で来たものは片口(左右別々に給油される)だったので両口(左右混ざって給油される)だった旧来のものを流用。アルミだしね。ガスケットも位置を合わせて確認。問題ないようなのでそのままとりつける。
さて…ようやく組み上がったか。…というところで時間切れ。もう少し粘って乗って帰りたかったが、会社からも呼び出されてしまったので断念。土曜日はゆっくりセッティングなどを詰めていきたいと思います。…つうか、キャブを新しくすればすべて順調にいくような気がしていたが、そもそもの発端であったエンスト問題(忘れかけてた)はこれで解決するのだろうか?
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