Norton Higashi-Izundo

2022-09-26 | Weblog
快晴、微風。今日が最高の1日になることを確信しながら(※フラグ)ごきげんで東伊豆に向かいます。



まずはメシってことで伊東に到着。



コンビニにバイクを停めて脇の小道を行くと…



福みつさんです。ナイスビジュアル。浜松の福みつとなんか縁があるのかな?



チャーシューメン、ライス少なめ。ライスにアジ刺しとキムチ、あとごはんですよも付いてきた。ま〜外さないですよね。このうまさ。



お歳を召した奥さんが一人で切り盛りしているんですが、心遣いがすごい。ライスはこのくらいで足りるかとか?麦茶用の氷を出してくれたりだとか。空き時間にはおもむろにタバコに火をつけてぼんやり休んでのも絵になるんだよな。めっちゃいい店です。

でもってお次は風呂だってことで再発進。海沿いの小道をグネグネ行くんですが、ほんと最高ですね…。



そして………突然の死。



立ちゴケによりクラッチレバーが根本から全損しました。最高の1日、終了です。



もげたミラー。



温泉に到着し駐車場に停めようとしたところで…この幅広の溝と傾斜にハンドルを取られました。不覚。



こうなってはもはやどうにもならないので任意保険でレッカーを手配。せめてレッカーが来るまでは温泉につかるか…せっかく来たんだし…。ここの温泉、アプローチがちょっと面白くて、川のトンネルをくぐって浜へ出るんですが…



折しも先日の大雨で増水中。





迂回路があるそうなのでそちらから。









いや〜いい雰囲気じゃないですか。これは最高の1日を取り戻しちゃうんじゃないの〜?



…というところでコレ。



ピンポイントで臨時休業です。



はいはい、終了終了。レバー折り損のくたびれ儲けとはまさにこのこと。踏んだり蹴ったりじゃん。終わり終わり。今日はもう終わり。



あたりを散歩して心を慰めながらレッカーを待ちます。海と空の青さが虚しい。









コマンドは伊豆に1泊して翌日配送。



ライダーはしんみり無人駅から電車帰宅です。



まあまあ、いいことがあればわるいこともあるのが人生です。いつも「最悪ではなかった」と思うことにしてる。レバー類買うのにちょうどポンドが安くなってるしね…。もちろんコケなければそんなもの買う必要はなかったんだけど…。
 

Disk Brake Pad

2022-09-04 | Weblog
先日の(といっても夏前だが…)甲府ツーリングの折に、ディスクブレーキのパッドの減りがやばいと指摘されていた。ある日突然パッドごと脱落して消え去るらしいです。なので交換しようと取り寄せていたのだが、暑さで機能停止。ちょっとマシになってきたのでやっとこさ手をつけます。片側に至っては0.5mmくらいになってる…。



それに対して新品が10mm弱。想像以上に減ってた。しかもこの厚さだとブレーキフルード抜いたりしなきゃいかんな…。



…面倒な作業になりそうな予感がしたので、大人しくVMSにやってきました。全バラしてメンテナンスも兼ねます。早速回らないフタ。



バーナーで炙って膨張させると簡単に回る。



ピストンもそのままではびくともしなかったのでさらにバーナーで炙り…一度奥に押し込んでOリングを取り、その後抜くと言う手順でとる。抜けたピストンはなかなかの状態。しかもこっち側のピストン、逆に組み付けられてた。誰だよ組んだやつ…(俺)



残りは奥のピストンだが…。苦戦の予感しかしない。



結局抜いたピストンとOリングをフタが閉まる程度のところまで押し込み、蓋をちょっとだけ閉めて密閉し、バーナーで熱した後、バンジョーボルトの穴からエアを吹き込んで空気圧でポン!と抜く。これに午前中いっぱいかかりました。



ここから奥のOリングを引っ張り出し、ふたつのピストンを奥にどっつくように押し込んで、手前のOリングを再度取り外せば…。やっと両方のピストンが抜けます。





抜けたピストン。ガビガビです。



シリンダー内部も傷や固着の跡が…。軽くオートゾルしておきましょう。



ピストンは幸い中古良品があったので交換。これも一応オートゾルで磨き、シリンダーに入れてみて引っかかりなどがないか確認。



組む準備ができました。



組むのは簡単。パッドのシューの外周をヤスリで軽く面取りしておくと、すぐに面あたりしていいらしいです。



そして最後に苦手なエア抜き。ドット4なので塗装面につかないよう慎重ににぎにぎする。



完成。



以前より効くポイントがずいぶん握ってからになった。効きもややふわふわしているが…乗ってるうちに効いてきたのでまあたぶん大丈夫でしょう。