２４日午後７時３５分ごろ、岡山市北区金山寺の金山寺で、「本堂が燃えている」と近くの女性（５７）から１１９番通報があった。市消防局によると、木造平屋建てで、国重要文化財の本堂約１６５平方メートルが全焼し、火は約２時間半後に消し止められた。けが人はなかった。
市のホームページによると、金山寺は天台宗の寺。本堂は１５７５（天正３）年、岡山城主の宇喜多直家の助力を得て再建されたと伝えられ、１９５０年に国の重要文化財に指定されている。毎年２月に開かれる宝木を奪い合う祭り「金山寺会陽（えよう）」は６００年以上続く伝統行事という。
関連ニュース
・スウェーデンの王女、６月に結婚式 お相手は金融マン
・安倍総裁動静―１２月２４日
・写真で見よう 世界のクリスマスイブ
・注文住宅 藤城建設