東京スカイツリーの主要運営企業である東武鉄道の株価が25日、前日に続き年初来安値を更新し、3日続落している。
市場からは「材料不足」と声も聞かれるなか、低調な相場に押されているもようだ。
25日午前10時30分現在、前日比7円安の371円まで下げて年初来安値となっている。
3月23日に454円の年初来高値をつけてからは低調で、今月16日以降は300円台が続いている。
東京スカイツリーが開業した22日も終値は前日比3円高と「ご祝儀相場」とはほど遠い取引だった。
「東京スカイツリー」やその付帯施設は大きな話題性があり、著作権などのライセンス収入も含めて、東武鉄道には増収増益効果をもたらすことが指摘されているが、すでに織り込み済みのものが多い。
東武鉄道自身が「息の長いビジネスに」と言う通り、短期的に大きな収益をもたらすわけではなく、開業後の大きな値上がりを期待する声は少なかった。
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