【中田絢子、井上恵一朗】ネットにメール、地図、ゲーム……。携帯電話が多機能になり、さらにはスマートフォン(スマホ)の普及によって、画面を見ながら歩く人が増えている。便利な半面、駅のホームから落ちたり、人にぶつかったりと危険も潜む。
東京のJR四ツ谷駅の中央線上りホームで、小学5年生の男児(10)がホームから転落したのは先月27日午後4時過ぎのこと。幸い電車との接触は免れたが、顔などを負傷した。目撃者によると、男児は携帯を見ながらホームの端を歩き、何かにつまずいたように見えたという。
1週間後の3日、同じホームに行ってみると、数人に1人が歩きながらスマホや携帯をいじっていた。男子大学生(21)は「危ないと思うこともあるけど、友人とのやりとりとか便利さを優先してしまう」。一方、立ち止まって操作していた会社員の男性(57)は「一度、電柱にぶつかりそうになった。危ないよね」。
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