今日も忘年会で…飲みの日々です。
空きっ腹は…悪酔い・泥酔の原因です。
そこで牛丼屋に入り…腹ごなしをします。
すると店員さんが…一人のお客さんに謝っています。
割ったかオーダーミスか溢したか…原因は不明です。
お客さんはニコニコ顔で…「もう良いですよ」と言います。
そして暫しの間…平然とした店内でした。
しかし先程のお客さんは食事を終え…店員さんに言います。
「すまないけど店長を呼んで下さい」と…少し怒り声に変わっています。
すると店奥から…店長さんが低姿勢で登場します。
御高齢のお客さんは…「あなたが店長さんですか」と聞きます。
どうやら…そのお客さんは御自分でも店を経営している方のようです。
そこで「店員さんのミスは…店長のミスでもあるのです」
そして「バイトの子が謝れば…店長は謝罪しないのですか」
「何故バイトの方が謝ったたのに…店長のあなたは出て来ないのですか」
この御意見も…若い頃はウザかったかもしれません。
しかし今は…心の奥に染み入る言葉に聞こえてきます。
そして御老人は会計を済ませ…威厳を持って店を出て行きます。
店内に重い空気が流れ…僕は思います。
『責任者は…全てに於いて責任を持たなければならない』
そして『あの御老人は店を経営しているのに…何で牛丼を食べに来たのか』
小さな疑問が…頭に残ります。