小説 ONE-COIN

たった一度、過去へ電話をかけることが出来たなら、あなたは、誰にかけますか?

夏休み

2005年07月27日 | Weblog
梅雨が明け、台風が初上陸し、本格的な夏がやってきた今日この頃。
照りつける暑さに、空を見上げ、目を細め、夏の日差しはこんなにも暑かっただろうかと毎年の事ながらうんざりし、木陰を求め、少しでも涼しいところを探してしまう。

そんなわけで、どんなわけで、分かれめなわけで、もとい、焼きつくような日差しの下、夏にめっぽう弱い私は、僅かな木陰で背中を丸め、ひっそりと秋がくるのをじっと待とうと思います。

したがって、小説は、秋まで、不定期更新になります。

ところで、台風が去った今日、山の向こうには、発達中の入道雲がモクモクと背丈を伸ばしていた。それをみて、思うのは、もし、私が巨大化することが出来たなら、あの入道雲を相撲のように出来抱え、根元から引き抜き場外へ投げ飛ばしてみたいし、もしくは、顎が外れる一歩手前まで大口あけて、噛み付いてみたい。そうしたら、きっと、ざくっと音がし、歯茎に染みて頭がキーンとなるんじゃないかと思う。

あまりにも暑い日中に、入道雲と私を並べたら、タバコとダニが背丈を比べるよりも、ずっと小さいに違いなく、それでも、入道雲を目の前に、可笑しな妄想にふけてしまうのであった。

妄想話は、このへんで、みなさん、夏はのんびり過ごしましょう。
自分に言い聞かせているようにも聞こえるが・・・。

以上、管理人からお知らせでした。

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