『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

なんとかカードで楽しく無駄話

2021年12月02日 | 手足を使う日々
先月、実に四半世紀ぶりくらいに会って、
今月も会うことになった、
同じサークルのメンバーだったE子ちゃん。

そのE子が、タロットの親戚みたいなナントカカード
(ミラクル?レムリア?天使?カラーナントカ?名前忘れた)を
「一時期、仕事に出来るかなと思って勉強したけど、
向いてないから、今は自分を知るために使っている」と言うので、
「やってやってー!」と、一式、持ってきてもらった。

んで、早速3人で机を囲み、
指定された枚数のカードをめくってみたら、
「自信を持つ」とか、「リセットする」とか、
いかにも自己啓発っぽいワードがいっぱい出て来た。

うわ、ありそうな言葉!
でも、深めるなら楽しくなるはず(^^)。

んで、久しぶりのE子は
昔からなんだけど、イイヒトすぎて、
「カードを読み解いて自分が何か答えてあげなきゃ」
って思ってくれてるらしく、
「うまく答えられない~」と困っちゃってる。

イイコやな~。変わらんなぁ~。
めっちゃ可愛くて懐かしい。
安心するわーーーー(^^)。

「自分で考えるの楽しいから答えていらんよ
てか、そのカードって、悩んでる前提なん?
そもそも私、今、別に悩んでないし」
「ええっ、そうなん? や~ん、ひどい~」
「えーー、だって“自分を知るのに使ってる”ってゆーたやんっ!」
「そらそやけどっっっ。もぉ~~!」と、ボフボフ殴られる。

ああ、昔の友だちって、ホント遠慮なくて楽しいなぁ。
四半世紀ぶりでも、一瞬で時を越えた。
それぞれ、いろんな経験があっただろうに、
あまりにも昔と同じテンポなのが、驚愕レベル。

「ゴメンゴメン」と謝ると、E子は仕切り直して
「じゃあ、いくよ。じゃあ…」と言いながら、
次に自分が言うはずの、杓子定規なセリフに
自分で照れちゃってる。

「いくよ。いい? じゃあ、えーと、
あなたの聞きたいことは何ですか?」

ぷぷっ、やっぱり!
もう、自分で笑っちゃってるやん(^^)。

私がE子に聞きたいことは、私の事ではなくて、
この25年、E子はどこで何をしてたの? 
何を考えて、どう生きてきたの?
ってことやから、カードに聞いてもなぁ~(^^)。

でも、せっかくE子がカードを持ってきてくれたんだから、
そのカードを何かに役立てたいな~とも思って、
じゃあ、カードを見て思い当たることを話してみる?」と、
「リセット」「自信を持つ」みたいな言葉きっかけで浮かぶ
自分の体験や考えを、思いつくまま話してみた。

そしたら、それを聞きながらE子が無邪気に
「うわ~、深いなぁ~」「深いな~」って、
相槌のように何度も言う、その言い方がめっちゃ浅くて、
「“深いな~”の言い方が、めっちゃ浅くない?」
と、またまた噴き出してしまった(^^)。

思えば、昔から、イイヒトで、
誰からも愛され、かわいがられる人だった。
ズレ加減を指摘しながら、一緒に笑ってるのは、
決してバカにしてるんじゃなくて、もちろん応援したいから。
あれこれ含めて、大好きだわ。

私の番が終わり、もう一人もやることになった(3人で会ってた)。
その子も、なるべくE子のペースを尊重しようと、
「悩み相談がいいんやんな?」と確認し、
しばし考えて、真顔で「じゃあ、仕事のことにする」と。

そう言った次の瞬間、
ソッコーで「あ、やっぱり止める!」と取り消した。
「仕事してない人に、仕事の相談しそうになった!」って。
E子が「いや~ん、そんなん聞かれても困るわ~」
とか言うから、リアルに噴きそうになった。

そりゃ、仕事にはならんわ(^^)。

カードでも何でもいい。
言葉って、ひとつのきっかけだから、
カードを真ん中に置いて、3人でいっぱい話した。
時間切れの早かったこと。

昔馴染ゆえの遠慮のなさで、
当たっても痛くない直球を投げ合って、
見事に当てたり当たったりするのが、またおもしろくて、
ゲラゲラ笑いながら同じ時間を過ごしたこと。

お互いの存在を全肯定し、暖めあう、
幸せな時間でした。




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