『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

気質を使いこなす④わかりあうために

2020年11月25日 | 神戸シュタイナーハウス
どうしたら人とスムーズにわかり合えるのか。
誰もが悩み、望むところです。
そんな時に使える強力なツールのひとつが気質。
これまで3回にわたって、気質の話をお届けしました。

相手と自分の気質を知り、
その特徴を踏まえて接すれば、
身にまとう過剰な鎧に邪魔されることなく、
スムーズに中身と中身で付き合える関係になれそうです。

今回は4回目。気質の最終回です。
これまで3回に亘って学んできた気質を、
もっと「使いこなす」ための上級技と、
色に気質を重ねてみて感じたことをお伝えします。

目次
  1. ▼話を聞かない方がいい時も?
  2. ▼気質を色で確かめる
▼話を聞かない方がいい時も?
『4つの気質と個性のしくみ』(ヘルムート・エラー著)を
パラパラ読んでいて
「人の言うことを聞かない方がいい時もある」
と書いてあるのに目がとまりました。

人間関係に活かせそうだと思っているのに、
相手の話を聞かないなんて、かなり衝撃です。
どういうことなんでしょう?

一例をあげれば、
胆汁質的(火山的)に感情を爆発させている時には、
落ち着いて聞かれると腹が立つ(←そうなの?ビックリ!)。
その場合はこっちも爆発して勝負する
(←粘液質の強い私には想像できない)か、
いったん避難した方がいい場合もアリ。

他にも、憂鬱質的(岩戸の中に閉じこもっちゃいそうな)に、
根拠もなく鬱々としている時には、
もっと大変な人の話をして
「自分はまだマシかも」と思えたらと相手も楽になるよ、
などなど。

気持ちのバランスを崩して自分を見失っている時には、
本来の自分に戻らせてくれる方がありがたい、
ということのようです。

粘液質(変化しない穏やかな水っぽい)の人は気持ちが安定しているけど、
必要に応じて怒りや嘆きを表現できる方がいいし、
したいことがある時には、
それを進められる方がいいに決まっている。

多血質(風みたいにあちこち飛んでいく)の人に
楽しみが多いのは素晴らしいけど、
実は好きなことを見つけて集中したいのかもしれない。

それぞれの気質に、そういうことが言えるので、
気質の理解から、そんなアプローチもできる
ということのようです。
が、生兵法では大けがしそうな気も…。

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1 コメント

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Unknown (ZIP)
2020-11-25 10:53:59
営業の仕事は色々なタイプの人と必然的に付き合うことが要求されます。
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