『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

巣立つプロセスなんだ、と意識的になる

2022年06月02日 | 高校生の隣で
病気になると、
あれこれしんどい事も多いから、
早く治ればいいな~と思う。
願わくば、
病気にかかって、病気が治る間に、
免疫が高まるといいな、とか欲張ってもみる。

子ども(高1)が社会に向けて巣立とうとする時、
親にはあれこれ素直じゃないことを言ったりするけど、
早く巣立てばいいな~とは思えない。
むしろ、もうちょっと近くで甘えて欲しい、とか。

親って、アホやなぁ~。
年齢相応に自立していこうとして、
社会に出て自分で立つための自主練中の人を見て
自分が否定されてるように感じるなんて。

コロナでの自宅療養中、
子どもが10日間もごはん作ってくれたんだけど、
ある時、ごはんにレタスとトマトとサバ缶が乗って、
出てきた時があったのね。

「うわ、今日のメニュー、タコライスかと思ったら
ねこまんま?? 気持ち荒むわ~~」と思って、
食も進まなかったんだけど、後で聞くと、
ガスレンジの点火電池が切れかかってて、
10日感、持たせるためにガスを使うのをセーブしてた、とか。

聞いてみないとわからんなぁ。
投げやりに作ったわけじゃないんだ?
と知って、ちょっとホッとした。
がんばってくれてたんや~。

…というかさ、言葉があるんだから、
説明してくれたらいいのに、もぉ。
「別にアナタたちにわかってもらわなくても結構」
っていう事なのかな?

人とわかりあうための訓練は、
友達との間での方が切実だろうから、
まぁ、家族には手を抜いてるのかも。
親が大手を振ってぼーっと寝てるだけなのって、
な~んか、イライラするだろうし。

思春期娘の反抗的なあれこれも、
普通に見てたらカチンとくる事もあるけど、
意識的に「順当な成長プロセスだ」と思ってみれば、
いろんな面が見えてくる。

いや~でも、まだ巣立つには頼りない、
綿毛みたいなふわふわの羽根だから、
心配な面がいっぱい見えるんだよなぁ~。

だからって、
今さら背中に乗せて飛べるわけもなく。
自分の思春期なんか、もっと危うくて、
ホントに親には心配かけて申し訳なかったけど、
それでも、どーにかやってきてるし。

どーにかやってきてるつもりなのに、
80歳を超えた親が、今だに私の心配して、
何やかやアドバイスをしてくれる。

…と思えば、なんかおかしいんだけど、
これって、永遠なのかもね(^^;)。

せっかく巣立っていこうとしてるんだから、
ちゃんと見守って、
ピンチの時だけ助っ人になれる親になりたいな~。
うわ~、絶対無理やん、そんなハードル高いの!

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