『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

明日死ぬってなったら?

2022年08月28日 | 高校生の隣で
ある朝、何の流れか忘れたけど、
高1の子どもと「明日死ぬってなったら、
自分の大事なことがわかるよね?」
みたいな話になった。

何する? って聞いたら、
「友だちと遊ぶ」って答えた。
そっか〜、
今は友だちが一番大事なんだね。

かーちゃんは? と聞かれ、
しばし考えて、
「今のままでもいいな〜」と言いかけて、
「仕事には行かないかな」と笑った。

そしたら子どもが、
「明日死ぬってなったら、
大事なことはわかるやろーけど、
それしかしなかったら明日困るなー」と言うので、
「やっぱ仕事行くわ」って大笑い。

もう〜、大きくなっちゃって〜!

親のもっともらしい話を、
しかも、相手に嫌な思いをさせないで、
「ここは違うよね」って指摘できるなんて。
精神的には完全に巣立った感があります。

そんな風に、今の友だちが一番大事だと言った子どもが、
その日、部活の帰りに駅で幼なじみに出会って、
小一時間立ち話してたらしく、
帰ってきてから曰く。

「高校で出会った友達とも楽しく過ごしてるけど、
やっぱり昔からずっといる子といるのはいいな~。
今は、それほど素で居られるわけじゃないからな」。

明日死ぬとしても「友だちと遊びたい」と言う人が、
その友だちといる時には、
自分が多少無理してるようだ、と意識したようで。

すごいな〜。
まだ15年しか生きてないのに、その冷静さ。
自分の高1の頃を振り返ると、
自分のことなんか、どのくらいわかって、
どのくらい自分の言葉でしゃべってたかな?って。

人からのキャラ設定や人からの承認なんかに左右されずに、
そうやって、
自分の真ん中の軸を育てていこうとする若者と
これからも長く付き合えそうなのが嬉しい!

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