『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

終わってからわかる、その時間の大切さ

2021年06月26日 | 考える日々
昼間、公園で、
愛くるしい2歳くらいの女の子が、
たどたどしくおしゃべりしながら、
泥んこ遊びをしていた。

「お手々を洗おうね~」と言われた時、
突然、とてもクリアに大声で
「いやや~っ!」と叫んだ。
周りの大人はビックリ。

そのキッパリした口調を思わず
「いやや~っ」とマネして、のちに、
「イヤなのね?」と愛おしそうに大笑いしていた。

上手にお話できるようになったねぇ。
言葉で気持ちを伝えられるようになったねぇ。
みたいな、暖かい笑い。


夕方、よちよち歩きの男の子が、
散歩していて、全然進まない。

一足ごとにしゃがみ込んで、
ママに何かを教えている。
石ころだったり、アリさんだったり、
草だったり、ダンゴムシだったり。

ママはその都度立ち止まり、
「おもしろい形の石だねぇ~」だの、
「ホントだ。アリさん、どこ行くのかな?」だの、
その子の言いたそうなことを代わりに言ってあげている。

時間と服装的に、仕事帰りのママ。
仕事モードからの切り替えが上手すぎる!
本当にお疲れ様です。

思わず「おうちまでたどり着けないですね(^^)」って、
声かけて応援してしまったら、
「ホントにねぇ(^^;)」と、苦笑なさっていたけど、
急いでもないし、イライラもしていない。
なんと天晴な!

今からごはんまでまだ一勝負。
そこからお風呂に入れるまで2勝負。
ついでに寝かしつけるまで3勝負。
そして、夜中に起こされる。
「ママ~」。

ああ、その時代は、
思い出しても体力勝負の気力勝負。
渦中のみなさまに頭が下がります。

子どもが大事にされていると、
それだけで、周りも幸せな気持ちになります。
世界中の子どもと親が、こんな風に
幸せに見守られていたらいいのになぁ。

無条件に愛され、尊重される時代が、
人生の最初のほんの数年あれば、
自己肯定感のある大人になってくれると思うわ~。
それって、後からはなかなか作れないものだから。

当時は、永遠に続くと思われたその時代も、
振り返ればすぐ終わってしまった感があります。
どうぞ、大切にお過ごしください。

食事やら掃除やら仕事やら、
使えるものやサービスはどんどん使って、
手抜きでも何でもして、
気持ちに余裕を持って、無理せず楽して、
今しかできない関わりを慈しんでくださいませ。

なんか、おばあちゃんモード(^^)。
でも、ホントにそう思うわ~。



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