『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

妖怪は4つに分類してみると、最後に残るのは?

2022年08月15日 | 哲楽cafe
妖怪といえば水木しげるですが、
今日は、ひょんなことから、
「妖怪は4種類に分けられる」と説いた
井上円了についての話を聞きました。

聞きかじりで申し訳ないんですが、いわく。
誤怪(ごかい)=見間違いや恐怖など心理的に生みだす妖怪
偽怪(ぎかい)=人為的に引き起こした妖怪
仮怪(かかい)=自然現象によって実際に発生する妖怪
真怪(しんかい)=科学では解明できないもの

へ~~~。

井上円了さんという方、
100年ちょっと前に活躍した人らしく、
迷信とかが、今よりもっとシビアに
人を迷わせる事も多かったであろう時代。

原因が説明できる妖怪もいっぱいいるから、
(騙されて高価なツボなんか買わないで)
ちゃんと自分で見て考えてみて?」という。
でも、やっぱり「真怪」はいる、という。

哲学者でもあり、教育者でも、脳科学者でも、
宗教者でも、心理学者でもあるらしい、
井上円了さん。

学者なのに、妖怪なんかに手を出して、
「学問界から異端視される」
みたいな苦労をせずに済んだのかしら?

さらに、3000回(!)以上もの講演をしたり、
学問領域が広すぎて全貌を一言で言えなかったりと、
シュタイナーとの類似点が、なんだか気になります。

ものすごいいろんな実績があるみたいだけど、
なんで妖怪の話だけ覚えてるかというと、
他の話は難しかったから(^^;)。

でね、でね。
その人が「教育の基本は対話」
って言ってるんだって~~!!

たぶんこの場合の「教育」は、
答えが出ていることについての「勉強」じゃなくて
答えがわからないことに向かう
深い「学び」のことだと思う。

おお、まさに、
を応援してくれるメッセージ!!

ときどき応援メッセージみたいに届く、
最近の、この謎めいたシンクロを、
妖怪の仕業とするなら、
誤怪でも、偽怪でも、仮怪でもなく、
「真怪」の仕事です。

真怪のみなさまって、イイヒトだったのね。
あるいは、カミサマ的な存在?
宇宙の真理とか? 精神界とか?

ピタリとは名付にくいけど、とにかく、
科学界を越えたフシギ界のみなさま、
ありがとうございます!


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