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『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

クレヨンで本を読む!?

2018年03月10日 | 昼行燈より愛をこめて
毎月1回の小さな勉強会。
今回は、いつもの風の家ではなく、別の場所で。
隣の部屋は、スポーツ系の子どもたちの
卒業イベントが開かれていました。

さぞかし賑やかだろうな~と、予想されるので、
今日は本を読まずに本を読むことにしました。
その方が集中できそうだったし。

今月のテーマは志賀くにみつさん著
『はじめてのシュタイナー』から第3章「本当の自分」。
中年にはちょっと照れるフレーズです。
若い方ばっかりだったのでいいんですけど(^^;)。

別に若人のように、自分探しに出かけるとか、
そーゆーことではありません。
人は、体・心・精神の3層構造だね、という話。

まずは、日常を生きている自分。
自分の体の特徴を言ってみました。
顔がどうとか、太いとか細いとか背が高いとか低いとか。

次に、今の心の特徴を言ってみました。
外の出来ごとに反応している自分です。
すぐ「大丈夫」だと思っちゃうとか、
のん気だとか、怒りっぽいとか、
頭デッカチだとか、感情的だとか、
リーダータイプだとかついていくタイプだとか。

最後に、この人生通して、というより、
生まれる前から死んだ後まで続く、
自分のコアはどんな姿をしているか
を言ってみました。

みなさん普段から勉強なさっているからか、
該当する章を読んできたせいか、
心と精神の違いも、すんなり意識されています。

さて。

それを、クレヨンで形にしてみます。
これ、実は前回、友人がヒントをくれたので、
本を理解するのに絵を描くってのを
自分でもやってみようかと思って。

カラダの自分は、見たまんま人体の形。
私の場合、
心の自分は、頭バクハツで足はなよなよ、
何か持って手を差し出しているようだけど…の形。

精神の自分は、コレ。
天と地をつなぐ光の周りで、
地からの情熱と、天からの冷静が形をまとい、
上に昇って行ってるみたいに見える。



別に考えて描いてなくて、
描いてるうちに絵がそんな風に育ってきて、
自分でもビックリ。

描いてると、あまりに気持ち良くて、
3枚目の絵は、みんなそれぞれ、
満足するまで、仕上げてみました。

それを見てのシェア。
本来、これが3つ重なっているのが自分だけど、
普段は左の2枚だけで生きてるよね、とか、
右が素晴らしいと思いすぎたら、
この世を卒業しちゃうから、生きるなら左も大事、とか、
話は尽きません。

宿題の本は一行も読みませんでしたが、
絵を描いてシェアすることで、
本に書いてあることは全部フォロー
…それ以上に発展…できたと思います。

抽象的なこと、たとえば、
「肉体の自分」
「反応する自分」
「真善美を求める自分」
の重なりが自分だよ、とか言葉で知ってても、
「で?」みたいになりかねない。

こうやって形にすることで、
よりビビッドに理解できました。
理解が深まれば深まるほど、
自分の人生を豊かに繰り出せる気がします。

あー、楽しかった~。


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