45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ギンガムチェック・ガンクラブチェック・千鳥格子のジャケットの着こなし

2013-05-22 23:30:27 | ギンガムチェックジャケットの着こなし
春夏のプライベート用のジャケットとして大抵のオジサンが持っていると思われるのが白地にネイビー、またはグレーの千鳥格子。秋冬はウール素材ですが、春夏はコットン+麻、あるいはコットン+ポリエステル。シルクを混紡したりジャージー素材で柔らかな伸縮性をもたせたりして、トラベル用に特化したものもあります。千鳥格子(ハウンドツース)は折柄で格子の柄の色が二色交互に入っているのをガンクラブチェックと呼びます。この折柄をシャツ生地で仕立てたギンガムチェックジャケットもあります。
 着こなしは基本的に同じです。


焦げ茶のギンガムチェックなら白・グレー・茶・ネイビー・黒のパンツによく合います。これが白黒ギンガムになってもガンクラブチェックでも同じ。
まず、ガンクラブチェックですが、ジャケットの柄の一色でもある明るめのネイビーのパンツをあわせます。シャツは白。ガンクラブチェックの柄のもう一色の茶は靴とベルトに使います。シャツの白は、ジャケットの柄のベースカラーと同じ。


 同じガンクラブチェックを違った趣向で着こなしたのがこちら。写真はシャツ生地の柄のようにみえますが、実はプリント。トラベルウエアとしてよく使われる柄なのにコットンではしわになりやすい。その点を解決した伸縮性素材を使っています。製品紹介がこのブログの目的ではないのでカラーコーデの説明にもどると、グレーはこうして合わせろという見本のような着こなし。本来白パンを持って来れば問題ないところをこれも伸縮性素材のライトグレーのパンツを持ってきて、ジャケットのインナーにチャコールグレーのカットソーを着る。これではあまりに「色味」に欠けるので、マドラスチェックのシャツを裾出しで利かせる。実際に機内でのクーラー対策のためのカットソーだから、脱げばそのままマドラスチェックはガンクラブチェックのジャケットに「パターンオンパターン」のコーデとしてなじむ・・・はずです。さすが人気スタイリストのプロのコーデですね。


 白グレーチェックのジャケットでもインナーにチャコールグレーのカットソー(写真はスエットパーカ)でボトムスはホワイトデニム。ベルトに赤、靴に赤茶のスエードをもってきてアクセントに。これもトラベルウエアとして最適。


 ギンガムチェックはシャツ生地ですから、黒いポロシャツの上に長袖のギンガムチェックシャツを肩にかけてもオフホワイトやライトグレーの綿パンとあわせてくつろいだ着こなしになります。


 いやどうしても、ジャケットをラフに着たいというのなら、いっそこの写真くらい明るく鮮やかなインナーを着たら、寛ぎを表現できます。なにしろパンツは白。ジャケットはネイビーと白ですから、どんな派手目なブルーがきても大丈夫。
 やっぱりこのジャケット遊び着なのだということがよくわかりますね。


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