45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

コートの着こなしその3

2014-01-06 00:58:07 | コートの着こなし
コートの着こなしその3
コートの特集をしてみて気が付いたのは、着丈がますます短くなっていく傾向。このままいくとジャケットとコートの着丈の区別がなくなりそうです。というかすでにPコートはおろか、トレンチコートまでショート化してダブルのライダースジャケットとみまごうばかりの状態になりつつあります。まずアームホールが狭くて、オジサンは着られない服ばかりですから心配しなくてもいいのですが、それより何よりコートというのは下にジャケットを着るためにあるという固定観念は捨てたほうがいいみたいです。
このテーマは「オフでコートをどう着こなすか」ですから、ジャケットのことはしばらく忘れて、代わりにニットジャケットやキルティングヴェストやローゲージニットのことをお考え下さい。
さて、前回まではかなり「大人しめ」のコーデだったので、今回は少し元気のいい着こなしを並べてみました。


①はマスタードのシャツ。冬物のコーデュロイのシャツがメンズショップやGAPなどで手に入ります。インナーに厚手のバスクシャツを着て色落ちデニムを穿いて黒いコートを羽織れば、なかなかポップな出で立ちになります。寒いときはインナーのバスクシャツを白のタートルネックに。

②明るいカーキのステンカラーコート。これはどうみてもこれから出勤という雰囲気ですが、中に着る服をオレンジの柄モノのセーターにして、パンツはカーキと相性のいいネイビー。それもコーデュロイのパンツにしたら雰囲気は完全にかカジュアルに。襟元から白いボタンダウンシャツをのぞかせたら完璧。

③ネイビーのコートをカジュアルっぽく着るには、インナーはブルー系でまとめてパンツにマスタードのチノパンを持ってくるだけでOK。変な小細工をしなくてもネイビーのコートとオックスフォードのボタンダウンだけで上品な雰囲気が醸し出され、そこにキュートなマスタードが加わることでとても活発な雰囲気の着こなしが生まれます。
④カーキでもオレンジ寄りの暗い色の場合、焦げ茶のシャツジャケットとかを内側に着こむと互いに色味を引き立てます。さてインナーにライトグレー・・・でもいいのですが、ライトグレーはパンツに持ってきて、ここは赤のチェック柄のシャツ。これがまた同系色同士よくまとまってくれます。縦に通すのでなく襟元からちらりとのぞく赤い柄というほうがオジサンにはふさわしいかも。


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