おむらいすの稽古場日記

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老壮大学でボイトレでした

2009-02-19 10:19:13 | お稽古・公演
「デ」の写真、ぼけちゃいました。
携帯で撮るのってむずかしい・・・。


昨日は、市民センターの老壮大学で、シニアの方たちと「愛燦燦」を歌ってきました。

なんでも、ただ聞くだけの講座が多いので、たくさん遊んで欲しいと言われていたのだけど、1時間半という短い時間で何をテーマに伝えていくか・・・盛りだくさんです。

ストレッチ一つとっても、何の目的の動きなのか、説明していかなくては。

子どもと大人で大きく違うのは、子どもはやりながら覚えていけばいいのだけど、大人は知識があるだけに、ある程度理論をお話してやらないと納得しないという事。

まあ、私の持論なんですけど。

これをやらないと、後で質問攻めにあったり、わかりにくいなどと言われてしまうのだ。

なので、説明しながらストレッチと腹式呼吸をしていたら、気がつけば30分もたっていた。

やばい!!

ではそろそろ、心のウォーミングアップを。

しかし、本日の参加者は40数名。
せまい会議室に、もういっぱい!
ちょっと遊ぶにも時間はかかるし、身動きも取れない。

で、一人一人に少しでもしゃべらせるような遊びをやったら、「私にはちっとも聞こえない」とのご指摘があったので、まるで通訳のように、皆さんが言った言葉を大きな声で反芻する事に。

でも、自分が発信する事なんで、今までの講座でなかったんでしょうね。
みんなの当惑振りが見て取れるようだったので、いい感じのところで休憩。

しかし既に、残り時間30分。

いよいよ本題の「愛燦燦」に突入。

多分みんな、うろ覚えでも知ってるだろうというところでの選曲だったので、まず歌わせてみて、あやふやなところを少し丁寧に教える。

そして、私の大好きな読解。

なるべくたくさんの人に意見を言わせるべく、当てていったら、最初は当惑気味だった皆さんも、少しずつ自分の意見が出てきた。

歌詞に隠された意味を読み取る事が、楽しくなってきた。

やっぱり私が心洗われるような深イイ話が出てきて、シニアの方は素晴らしいなと、癒される事しばし。

そして読解したところで、それを活かして歌う事を熱弁。

手拍子を打ったり、こぶしを握ったりして、歌い方のコツをみんなでやってみた。

これが思いのほか盛り上がって、最後にはみんなで熱唱できるくらいによく声が出ていた。

終了時には大拍手!

帰り際には、御指名で来年も来て下さいといわれてしまった。

いやいや、みなさんが素晴らしいんですってば!

お互いの気持ちが通じ合ってこそ、盛り上がれるんだと、ほんと思います。
私が楽しかった!

シニアの皆さんありがとう!

それじゃあ、来年もよろしくね(笑)!


おりえ

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