おむらいすの稽古場日記

「楽しいをつくる」をモットーに活動中♪
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考えさせられたこと

2014-06-07 14:59:41 | 雑談
先日、栃木の友人と話をしていた時の事。

昔からあった寿司屋が今はなくなってしまった・・・とかいう話になったので、
「うちの近所のかっぱ寿司も、震災で建物が壊れてそのままなくなった」
と言ったら、

「そちらも被害がすごかったのね」

と、言われた。

ので、「うち、宮城県だよ?」
(仙台は宮城県と思われていないと聞いたことがあったので)
と言うと「知ってるよ?」とのお返事。

震災の被害は津波にあった沿岸沿いのわずかな地域だけと思っているらしかった。


彼女に悪気は全くないのだ。
知らないだけなのだ。


確かに、報道では沿岸地域の悲惨さしか伝えないし、
内陸では死者はほとんどいなかった。

でも、愛する街の見慣れた建物が倒壊したり、沈下したり、
今でこそかなり綺麗になおっているが、
その当時、仙台の街中だって見るに堪えなかったのだ。


この震災が風化しないように・・・と、
他県の人が「もうその話いいでしょ」と思っていても、
勇気をもって伝え続けている人たちがたくさんいる。

知らない事って怖い事だ。
気づかずに人を傷つけてしまうことだってあるんだ。


だからこそ、伝え続けて行かなくてはいけないんだ、と、
改めて思った。


おりえ

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6 コメント

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そぉそぉ (ゆず)
2014-06-07 16:14:43
沿岸だからとか、内陸部だからとか、関係なしに震災はいろんな人に心の傷を作ってるんです。
同じ閖上の中でさえ震災の影響には大小あって、仮設から出れた人をひがむ人もいるっていいます。だからといって出たいかと聞かれれば友達が周りに出来て離れたくないともいいますし。
まぁ、分からなくもないけど同じ町内でさえその温度差は凄いんですよね。
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ゆずさま (おりえ)
2014-06-07 16:20:20
ついこの記事を書いてから、
震災後のブログを読み返しちゃいましたw

ゆずが毎日たくさんコメントくれてたよ。
自分が一番つらかったはずなのに、ありがとうね。
まだまだ、被害にあった土地をどうして行くのかとか、課題は山積みだけど、一歩一歩復興していると信じて、ともに頑張りましょう。
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そうですね (さっちん)
2014-06-07 21:37:12
私の住んでいる登米市も内陸だから被害なんてなかったと思われているところがあるけど、実際は、かなりの家屋が倒壊していたり、道路だってかなりでこぼこだったり、何よりこどもたちが地震に怯えてました。電気も来なくて夜は真っ暗だったし。食料の調達が難しかったし、いったらきりがないけど、大変の度合いが違ったけど、それでも、内陸部の人間も必死で生きよう、家族を守ろうとがんばっていたことをわかってほしいです。
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さっちんさま (おりえ)
2014-06-07 23:16:46
いつもありがとうございます。

まだまだちょっとの地震でおびえる子ども達、たくさんいますね。
現状の分かる私達が、子ども達を守って、そして復興するために努力いなければいけないのだと思います。

ともに、頑張りましょうね!
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ゆずも (ゆず)
2014-06-07 23:54:42
思わず読み返しちゃいました。なんか、あっという間の3年間でしたぁ。
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ゆずさま (おりえ)
2014-06-08 09:40:22
ほんとww

一所懸命に生きてたねぇ(笑)
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