18日付け毎日新聞の余録の記事は「新型コロナ感染症が広がる中で、これをチャンスととらえて流言やデマ、フェイクニュースに対する免疫や抵抗力をつけよう」という主旨のものでした。
⇒毎日新聞
デマの例として2つ挙げています。
ひとつは、明治時代のコレラの流行。
1890年(明治23年)には3万5千人の死者が出ました。
この年は東京ー横浜で電話サービスが開始された年です。
コレラと電話・・・何が起こったのか。
電話がコレラ菌を運ぶというデマが広がったのです。
電話がリンリンと鳴れば、キャッと逃げ出したという話があるそうです。
もう一つはイギリスで起きた最近のニュースです。
明治の電話と同じように、最新の通信技術5Gのネットワークがコロナを拡散するという話が広まりました。
イギリスでは、5Gの通信タワーが相次いで放火されたというニュースが衝撃を与えました。
もちろん5Gがコロナ感染を拡散するという科学的根拠はなく、専門組織が否定しています。
⇒BRAIN DAILY
目に見えないことに対する恐怖は、特に生命や財産に関わるとなれば不安感が一層強くなります。
最近はネットが当たり前のように生活に入り込んでいますから、広がるスピードも速い。
たった一人の個人的な根拠のないメッセージでも、拡散すれば特定の集団となり、それが一定の力をもつ内容の情報となってしまいます。
何が真実で何が嘘なのか、あふれる情報の中で判断が難しい時も多いです。
信頼できる機関や政府がしっかりと正確な情報を発信することが重要だとかいろいろ社会的な要件もあるでしょうが、家族や友人など現実に向かい合うことができる人たちとよく話をすることも大切なことです・・・といいながら、これが自粛の状況ですから難しい状況でもあるんですよね・・・
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