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老いてますます子供 ミッフィー65歳

2021-12-14 08:30:48 | ◇ アート

1955年生まれのミッフィーは昨年65歳を迎えました。
今年ミッフィーの65歳記念展が各地を巡回してきました。
現在は名古屋市で開催されています。(⇒ミッフィー展

ミッフィーの父、オランダのユトレヒトで生まれた作家ディック・ブルーナさんは2017年に亡くなっています。89歳でした。


⇒BBC

オランダでは、このうさぎさんはミッフィーではなく、ナインチェ(nijntje)と呼ばれています。
小さなうさぎを意味しています。

オランダ ユトレヒト市にあるミッフィーの美術館
Nijntje Museum


⇒REISTIPS MET KIDS

ユトレヒトにはミッフィーの信号機もあります。
さすがに生まれ故郷


⇒トリップアドバイザー

ブルーナさんは、小さい頃から絵を描くことが好きでした。
本のカバーデザインを描く仕事をつづけた後に、1955年にミッフィーが誕生します。
息子を楽しませるために小さな白うさぎを描いたのが始まりのようです。

最初のミッフィー 
0歳ということになりますね


⇒ICONOFGRAPHICS

平面的でいつも正面を向いている×印と黒い点が2つ、シンプルなカラーのミッフィーは、ブルーナさんによって見た目はそう変わらなくても、彼の理想を目指して突き詰められていきます。
幾つものミッフィーが同じような顔をして現れますが、ひとつひとつ違う感情を持ち。違う表情に見えてきます。


⇒ICONOFGRAPHICS

美術館に行って、絵画を観賞しています。
この後ろ姿、個人的にとてもお気に入りです。


⇒QUT Art Museum


⇒design curial

ブルーナは線を描くのにコンピューターも定規も使うことはありません。
彼の手で描くのです。
不安定で滑らかさに欠けることがあっても、それが彼の線
ディック・ブルーナの鼓動と言われる由縁です( Dick Bruna’s heartbeat )

ディック・ブルーナの言葉
「最初は、ミッフィーが男の子なのか女の子なのかわかりませんでした。」
( Right at the beginning, I didn't know if Miffy was a boy or girl ).
なるほど、そう言われればそうですね。


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