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五大明王に鏡餅上げ

2020-02-17 20:58:33 | ◇ 行事

京都市営地下鉄東西線から東へ住宅地を抜けて12,3分歩くと醍醐寺の総門へ着く。



この門を通り抜け仁王門へ向かいます。
京都市伏見区にある醍醐寺は、世界文化遺産としても登録されています。

醍醐寺三宝院の庭園
基本設計は豊臣秀吉


⇒醍醐寺

この醍醐寺で2月23日に、五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)が行われます。


⇒醍醐寺

この行事は「五代力さん」と呼ばれ、醍醐寺に安置されている五大明王に祈祷し、厄払い、無事息災、安泰隆昌を願います。


出典:醍醐寺

左から「大威徳明王」・「軍荼利明王」・「不動明王」・「降三世明王」・「金剛夜叉明王」
五大明王は、密教における全ての根源である大日如来の化身ともいわれます。
立場としては、「昼夜をとわず影が形に従うが如く寄りそって、その人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難を払い除け、その身は無事息災、一家は安泰隆昌(あんたいりゅうしょう)になるようご加護下さるのです。」
菩薩と同じですがその姿は随分違いますね。

この五大力尊の分身として当日「五大力尊御影」が授与されます。
家庭などに掲示して厄除け、安泰隆昌を願います。


出典:醍醐寺

この行事の中で「鏡餅上げ力競べ大会」も行われます。
正式には、「餅上げ力奉納」と言います。


⇒産経ニュース

持ち上げる力を奉納するということになり、無病息災、身体堅固を願います。
持ち上げる鏡餅の重さは、男性で150kg、女性で90kgですから・・・・(ちょっとじゃない大きく無理です)

様々なスタイルで行事が営まれますが、願いは同じです。


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