バレンタインデーに贈るカードにはキューピッドがシンボルとして描かれています。
⇒TIME
愛の仲介者キューピッド
キューピッドがバレンタインデーと結びついたのは18世紀後半から19世紀頃からで、カードにキューピッドの絵が載るようになってきました。
キューピッドが生まれたのは、ローマ文化の時代。
キューピッドの前身はそれ以前のギリシア文化の時代の愛と欲望の神エロスです。
⇒TIME
ギリシア神話のエロスは若くてハンサムな翼を持った美少年です。
それが、ローマ文化に引き継がれ時に、子供のキューピッドになったのです。
より身近に感じるように登場させたかったのでしょうか。
キューピッドの矢は魔法のように恋に落ちるもの以外に別の矢があるそうです。
それは、愛を断ち切る、愛から抜け出す矢だそうです。
恋に落ちる金色の矢とは違い、その先は鈍く鉛色のようです。
相手の心を引き離すときにこの矢を使います。
フランチェスコ・アルバーニ 「アポロとダフネ」
キューピットが空から1本はアポロに、もう1本の矢をダフネに放ちます。
追いかけるアポロ、逃げるダフネ
⇒Seeing Symbols
恋に落ちるのも、恋を破るのも人の欲望です。
人の心は1本の矢では解決しません
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