お茶でも飲んで・・・

立春から数えて八十八日目を「八十八夜」といい例年なら5月2日となりますが、今年はうるう年で5月1日です。

春から夏へ季節の変わり目を示す日本独自の雑節のひとつです。
「八十八夜の別れ霜」という言葉あるように、このころに遅霜が発生することがあり、この時の遅霜が最後の霜となるという意味です。
これから、気候も安定し夏が始まるころという季節の言葉が八十八夜ですね。

それにしてもどうして八十八日ではなく夜なんでしょうか
昔の暦は月の満ち欠けではかっていて、２９．５日が1ヶ月
まる3ケ月過ぎると88.5日で月は同じ形で八十八夜になりそれが目安という説があったり、霜は夜の間に発生するから最後の別れ霜としてはその夜が最後という意味から、八十八日ではなく八十八夜であるという説もありますね。
言葉としては八十八夜の方がしっくりきますし、響きもきれいですね。

この日に摘んだ茶は縁起がいいとされています。
その年の最初の茶を摘み取る「一番茶」で地方によって時期は異なりますが、今が盛りです。
各地で茶摘みのニュースが流れています。

愛媛県四国中央市

⇒朝日新聞

お茶の渋みを生み出すカテキンは抗ウィルス作用があるといわれています。
細胞に取りつくウィルスの突起物（スパイク）をふさいで感染を予防するのだそうです。


⇒日本カテキン学会

なかなかコロナは去ってくれません。
茶畑の美しい風景を見ながら・・・


⇒静岡・浜松・伊豆情報局

童歌「茶摘み」を聞いて・・・・



家でゆっくりとお茶でも飲みましょうか・・・・・・


⇒お茶百科