かっこいい女性を後押しする「ミセス・オブ・ザ・イヤー2020」の日本大会が22日、東京都の青山グランドホールで開かれ、ビューティー部門(20~40歳)で沖縄代表のヤング祐佳さん(39)=那覇市=がグランプリに輝いた。来年3月に開催予定の世界大会に出場する。
新型コロナウイルスの影響で大会参加を辞退した糸数千恵子さん(86)=同市=には、エイジレスビューティー賞が贈られた。
ヤングさんは食品メーカーのデニッシュ・クラウン・フーズ・ジャパンで勤務し、国際結婚で2人の子どもを育てている。大会のスピーチで「自分の多様性を受け入れることで人生は変わった。多国籍でユニークな家族は私の誇り。7年間のガールスカウトで、性別にとらわれることなく自分らしく輝けることを実感した」と語った。
ヤングさんは「受賞が決まった瞬間、家族や地区大会出場者の顔が浮かんだ。世界大会では沖縄らしさ、自分らしさを発信したい」と意気込んだ。
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エイジレスビューティー賞の糸数さんは、オンラインで参加し「驚きとうれしい気持ちでいっぱいだ」と喜んだ。
大会はアイビー・エンタテイメント(東京都、西村紗江子社長)が主催し、日本大会には全国9カ所の地方大会を勝ち抜いたグランプリと準グランプリが参加した。西村氏は「ヤング祐佳さんの魅力は多様性という素晴らしいメッセージを持っていること」と評価した。
/琉球新報