JAおきなわ(那覇市)のホームページ(HP)が、全国160の農業協同組合(JA)の中で最も多い閲覧数を記録し、人気を集めている。6月のページ閲覧(PV)数は約13万PVで全国1位。背景には沖縄の知名度や県単一JAで県全域をカバーする規模があるとみられる。アクセスの約6割は県外や都市部が占め、県産農産物の販売促進への効果も期待される。
JAおきなわは、日本農業新聞が提供するJA向けのHP管理サービス「アナザー・スタッフ」を利用している。同サービスを利用する全国160組織の中で、月間の閲覧数1位をたびたび獲得してきた。
JAおきなわ総務部の砂川和也さんは「閲覧が多いのはチャンスだと思う。うまく活用して沖縄の農産物をPRしたい」と話した。
日本農業新聞・事業開発部の宮川真輔さんは「他のJAより地域住民を意識した作りになっている」と語った。直売所の情報や特産品を紹介するページが人気だという。