2013,3,30
四国八十八カ所(2)
徳島県
第10番(切幡寺)~第17番(井戸寺)
先週、法輪寺参拝の後、一旦山門まで来たんですが、通りからの道が狭い。
間違っているのかと思うほどだが、左右に民宿があるところから間違ってはいないようだ。
そこを抜けると、山門が姿を現した。
■10番札所「切幡寺」 9:02
▲10番札所・切幡寺山門
山門の奥が駐車場。降りてから山門表に廻り、正面から入り直します。
山門から階段をズンズン登ります。
▲切幡寺・本堂
先週とは違って静かな参拝です。境内の桜は満開で、一番いい季節に来たのかもしれない。
▲徳島平野
桜に迎えられて、大塔への階段を上る。徳島自動車道の先に徳島平野を見渡すことが出来る。
思った以上に高台にあるように思う。
さあ、次に向かおう。
ガイドブックには広い道を記しているが、ここは遍路道を行くことにした。
途中、自転車でお遍路を若者を抜かし、細い住宅地を右へ、左へと曲がり川の中島にある田畑を横目で見ながら
▲沈下橋
目の前に現れたのがこれ。沈下橋だ。
沈下橋と言えば高知の四万十川。まさか、吉野川にもあるとは。で、通ってみたかったんです。
車1台の幅しかなく、対向車が来れば待避所で待たなければなりません。
■11番札所「藤井寺」 10:23
▲11番札所・藤井寺
10番札所・藤井寺。山門の手前にある有料の駐車場に止めて参拝です。
山門をくぐり、右に90°曲がると正面が本堂。本堂の後ろには、山が迫り、「焼山寺左」との道しるべ。
歩き遍路の人は、境内の中から次のお寺へ向かうようだ。
▲龍の天井画
本堂の天井には龍の天井画。なかなかの迫力で迫ってくる。
では、本日1番の難所と言おうか、本格的なお遍路が始まったとでも言おうか。12番焼山寺に向かう。
後ろを見ると、藤井寺から1台の乗用車が付いてくる。
基本的に、札所は海の近くにあるのだが、例外的に何か寺は山の中にある。
国道192号線から県道20号線に入り、1車線しかない道をズンズン進んで行く。後ろの車は、大回りだが、広い道の21号線
に向かったようだ。小太郎は、そのまま20号線を進み、国道438号線に合流し神山町に入る。
神山町の町から県道43号線に入ると、道幅が極端に狭くなる。途中「おへんろ駅」の看板があり、大型バスはここで
マイクロバスなりに乗り換えて焼山寺に向かう。道は、ガードレールもなく、乗用車1台やっとの幅。傾斜はきつくなり
標高をグイグイと稼ぐ。もうウンザリと思う頃に焼山寺駐車場に到着。
▲参道
車を降りると、山の上とは思えない程整備されている。
何体もの仏様を見送って、ぐるっと右に回ると焼山寺山門が現れた。
■12番札所「焼山寺」 12:03
▲焼山寺山門
見るからに立派な山門で、よくもまあ、こんな山の中に立派な山門を建てたものだ。
▲小坊主?
本堂も実に立派で、いかにもご利益がありそうだ。
参拝も終わり、駐車場に戻っていると、歩き遍路の人が登ってきた。
その姿に、大変だとは思うが、うらやましいとも思う。
▲杖杉庵
下山時に、杖杉庵に立ち寄って見た。ここは、お遍路では有名な衛門三郎が弘法大師に会いたいが為、21回目に逆打ちで
やっと会うことが出来たのだが、そこで命が尽きた場所だ。
お話しは、以前から知っていたのだが、まさかその場所にこうして立つことになるとは、お遍路をやっていないと知らないまま
なんだろうと思う。
来た道を下って行くと、目の前には大型観光バス。通ることが出来るとはいえ、左右ともギリギリのところもあり、
かなり気を使う道だ。
国道に戻ると、左右には桜が満開で、たくさんの人が楽しんでいる。今日が最高ってくらいに満開だ。
横目で見ながら、大日寺に向かう。
大日寺の駐車場はお寺の手前。が、駐車場スペースがいっぱい。14番も近くにあるので、先に廻れば効率がいいのだが、
マイルールで、順番を守るというのがあるので、ひたすら空くまで待ちます。15分程で空きました。
■13番札所「大日寺」 14:07
▲12番札所・大日寺
大日寺の裏は鮎喰川。山門の前は県道。細長い敷地に立地している大日寺。そして県道を挟んで阿波一宮。
見た感じ、境内の中を県道が貫いたって感じです。
白馬の写真には癒されましたよ~!!!
花も綺麗で・・・。
また、別の顔の小太郎さんを感じました。(笑)
こっちの方が、親しみやすい感じね~。
ブログお気に入りに入れておきますね。
ちょくちょく遊びに来ます~^^
訪問いただいてありがとうございます。
白馬岳は。少し舐めていた所があって、見事にしっぺ返しを受けました。
「3000mを舐めるな!」
そう叱られているようでした。
そんな中で、季節外れの花の群落には癒されました。
お四国は、スタンプラリー感覚で、1周すれば何か感じ
るものがあればいいな・・・。
そんな感じで周ってみますので、また遊びに来てください。