じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

いつまでいくる蜻蛉かよ(十一月二十九日)

2007-07-21 | 随想(essay)
 行乞は雲のゆく如く、流れるやうでなければならない、ちょっとでも滞ったら、すぐ乱れてしまふ、与へられるまゝで生きる、木の葉の散るやうに、風の吹くやうに、縁があればとゞまり縁がなければ去る、そこまで到達しなければ何の行乞ぞやである、やっぱり歩々到着だ。・・・
 夜は禄平居で句会。(写真は緑平さん)

  乞ふことをやめて山を見る
  いつまでいきる蜻蛉かよ
  もう一度よびとめる落葉