オカメインコと一緒

日々、思いのままに…

オカメインコに関して悩んでいる方が多い…のでしょう

2017-12-17 | オカメインコ

皆さま、お久しぶりでございます。

久しぶりに自分のHPを覗いてみたら、質問・お悩みがコメントされていました。
お役に立たないほどコメントが遅れたことをお詫びします。

さて、私がオカメインコを初めて飼うようになってからおよそ25年が経ちました。
悲しい別れもたくさんありました。

ここに訪問してくださる方のほとんどはオカメインコを飼っていらっしゃる方。
そして初めて立ち寄る方は、オカメインコが病気かケガで悩み、どうしようかと悩んでいる方が多いと思います。

病気やケガの種類は多いので、その悩みは私よりお医者様へ相談するのがよいと思います。

健康なうちにお医者様へ連れていって、健康診断を受けられるのもいいかと思います。

しかしそれよりも飼い主さんにしていただきたいことがあるのです。
毎日鳥さんを観察してルーティンワークを覚えてください。

まずは飼い主さんに、病気が重症化する前の鳥の兆候を覚えていただくのが一番いいと思いますので
小鳥さんのために訪問してくださった方は、是非参考にしていただきたいことがあります。

ルーティンワークが出来ない=体調が悪い事が多いです。


鳥さんがいつものルーティンワークをしない(できない)時は病気かもしれません

朝に鳴くとか、伸びをするとか、うろうろ歩くとか、かごやおもちゃで音を出すとか…
かごから出たがるとか、餌をいつもの時間に食べるとか…
毎日している事をまずは観察して覚えておくこと。
そして、その行動をしているかを毎日会える時間には観察してあげる事。

↑これは本当に大事なことです。
言葉を話せないすべての生き物に共通だと思います。


そのような時に私は最初に便を観察します。
色がいつもと同じなのか?便の大きさはどうか、便が水っぽくないか、白い尿だけ出てないか?(この異常は餌を食べれてない可能性がおおきい)
緑色の部分(ここが便)の色が鮮やかすぎないか?違う場合は何か食べさせたか?野菜の種類を変えていないか?
ビリジアンのような色の便ではないか?(何か変な物を食べて中毒症状があるときの症状)→即病院へ連れて行きましょう。
メスの場合、お尻の穴と尾羽の間がふくらんでいないか?(卵を産む前か、卵詰まりの可能性もありますが、これは慣れないと判断が難しい)


次に餌を食べている量を見ます。
履き戻して散らかっている餌はないか?
餌をすりつぶすだけで食ているふりをする場合もあります。

そして体重を計り、いつもより減っていないか確認します。

うちのインコは小柄です。95グラムから98グラムくらいです。
盛りがついたら吐き戻しをするので乱高下しやすいです。

うちのオカメインコが捨てられていたのを拾って来た時には63グラムでした。
餓死寸前だったと思います。
餌をあげたらご乱心かと思う勢いで食べ続けました。
初日で10グラムほど増え、あとは5グラムづつ増えていき、90グラムまではいっきに増えました。

オカメに限らずインコはみんな体調が悪くなると毛を膨らませて動きが鈍くなります。
そうなったときに病院に連れて行っても、助かるのは五分五分だと感じています。

鳥さんは、毎日きちんと様子を見てあげることが大切です。

外傷に関しては骨が折れるとほとんど外から見てわかります。
見えないほどの足のすり傷で足をバタバタさせたりします。
少ない出血は白色ワセリンをたっぷり軟膏を乗せるように厚く厚くぬります。
舐めますが舐めるのも不快なので舐めなくなります。
白色ワセリンは薬局で買えます。人間の口の中の出血にも塗るほど安全です。

性格が凶暴化するインコは盛りが来ています。
つかず離れず距離を置いて接します。
春と秋に盛りが来やすいですが、餌の種類や量、温かすぎる、隠れる場所があり巣箱をイメージするものがある、
紙や段ボールなど巣の材料になるようなものがあり、細かくちぎるようでしたら
巣を作っているつもりなので撤去するなどの対策も有効な場合があります。

また参考になりそうな事を思い出したら、書かせていただきます。
私のかわいい鳥たちの記録に訪問してくださった事に感謝します

皆さんのかわいい鳥さんたちが、元気に長く一緒に暮らしていけることをお祈りします。