大相撲の八百長はあって良いんです。

2008-10-15 | 難しすぎる話
貴乃花親方、八百長を否定=名誉棄損訴訟で出廷-東京地裁

ナンと言いますかね・・・。

世の中、全部がぜんぶ、杓子定規に行かせる必要なんか無いんだよ。
相撲は『神事』であるが『興行』でもあるんだよ!?

大相撲も全日本プロレス・新日本プロレス・全日本女子プロレスも同じ事だ。

・・・部屋は違えど、みんな同じ釜の飯を食う仲間だぜ!?

力士はみんな、必死で稽古をして、勝ち星を上げ、番付を上げ、給金も上がって、地位も上がる。

その中で、人気力士が現れて、番付上位に座る。
その力士が体調を悪くして、何とか勝ち越しでその場所を終えたいとしたら、
番付安定装置として、勝ち星の「やりとり」ぐらいあって当然だわな。

問題は、目の肥えた相撲ファンに、如何に気づかせないで「それ」をするか!?って事!
これが大事な処なんだよ。
観客に見破られずに「それ」を出来るのが「本職」の本職たる所以なのだ。
本職の技は美しいのだ。

結局さぁ、引退した力士に八百長を暴露されるって事は、
相撲界がしっかりとそいつらの、その後の「面倒」を見てやらなかったからなのよ。
週刊誌に暴露するのとテレビで聞かれて「無い!」って答えるのと、どちらが得か!?
・・・大概みんな考えとるよ。

板井なんか「言わで(ず)もがな」を言ってるんだよ。(可哀想に)
タイガージェットシンがアントニオ猪木に、最後の最後で逆転負けを喫しても
誰も文句は言わんだろう?
程度の差はあるにせよ、本質的にはそれと「同じ事」だ。



八百長はある!
興行だ。文句を言うな!
この世界は、皇室から「これもん」まで、幅広くお付き合いのある世界だ。
裏がどんなに真っ黒でも、光の当たる処は「健全」に見せねばならんのだ。
早い話が、今の相撲界の連中は「馬鹿」なんだ。
馬鹿な理事長に馬鹿外国人、それに馬鹿親方!!

ついでに言えば、馬鹿マスコミ!ハングリー精神の無い日本人の子供!

昔っから観客の方は、八百長の存在なんて知っとるよ。
だから思ってるよ。
「そんなもん、相撲界の人間が“八百長しました”なんて言う訳無い。聞くだけ野暮だ。」・・・ってね。

ナンセンスざんす!

知ってて知らない振りを通す「粋さ」を楽しめよ。
相撲の美学を理解できん奴は、最初っから観るな!
双葉山が理事長だったらこうまで悪くならんかっただろう・・・。

時津風が泣いてるよ。


               






                          立松和平

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