28日発売の「SAPIO」だが・・・・。

2009-01-29 | 皇室問題
今週発売の「SAPIO」は“昭和天皇と私たち日本人の幸福な日々”と題して
特集を組んでいる。

以前のワシならば、これを読んで「うむ、うむ。」と納得していたであろうが、
現在のワシは些か違う。
どちらかと云えば「提灯記事」に思えてくる。

鹿島昇と鬼塚英昭の影響があるんだろうなぁ・・・。


寛仁親王のお話が載っている。
P9を読んで「おっ?」と思った事がある。

昭和55年に麻生信子さんと結婚した時に、
「両陛下をはじめご親族を招いて晩餐会を開いたのです。」とある。

これは不思議な話だ。
鬼塚氏の著書『天皇のロザリオ』下巻に拠れば、
昭和天皇は正田英三郎、富美子夫妻を夫婦揃って一度も招いていないらしい・・。

何故だ??平民だからか?・・・だったら麻生家も平民ではないか?
では正田家がクリスチャンだからか?
麻生家はバリバリのクリスチャンでは無いか?

“「太賀吉(父)は元気でおるか?」のお言葉に一同、感激してポロポロと涙した!”
とある。
これを「陛下のお心遣い」と寛仁親王は仰る。

まぁ、解からんでは無いが、此処が歴史の面白い処で、
戦後GHQ支配と、吉田茂らの活躍(工作)が大きいのだ。
吉田の娘和子(麻生太賀吉の妻、太郎、信子の母)は茂の秘書をしていた。

終戦間際から、講和条約辺りまで、世に知られてはいない、実に様々な事件がある。
その時期に重大なる影響を及ぼしたのは、他でもない吉田茂グループだったからである。

従って昭和天皇は、吉田家・麻生家とは非常に深い結びつきがあったので、
懐かしい思いで「太賀吉は元気でおるか?」とおっしゃったまでの事である。

まぁ、他の記事も天皇とマッカーサーの会見で、「マッカーサーを感激させた!」と云う有名な話もあるが、ワシは「?」マークを付ける。
ま、この話は今回はやめておく。

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話変わるけど・・

『天皇のロザリオ』には面白い話がある。
「宮中聖書事件」だ。この本の内容と、
ここに書いてあるのは全然違う

常陸宮さまが両陛下とご一緒にお食事をされた時、
「美智子さまが皇室へ入ってこられたお陰で、キリスト教の話が出来る」と非常に喜ばれて話された。
それを聞いた陛下が『激怒』されて、美智子様をお呼びつけになって
美智子妃殿下に「二度と皇室の中でキリスト教の話をしないでくれ」と
伝えた。・・・・と云う話だ。

皇室とマッカーサーと吉田茂とキリスト教・・・その根は深い処で絡み合っているのだ。





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1 コメント

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肝心なのは要チョウ。 ()
2009-01-30 21:36:55
http://jp.youtube.com/watch?v=XlVx-FkbdYA

なわばり、うばいあい魚、民は泣き、
助けるために斬る。そして追われる。
渡世の浮き沈みだ。めぐる不思議よ。
将門おがむわインネンかな昔今この謎開。
ちるちる・・涙あり…かたねばならない。
えん関連。どちらが悪か善人か・・だれだろ。
御白州で。成敗・・ねんぐのおさめどき!?。
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