今年の夏は、猛暑続きで、中々外へ出掛けるのも大変ですが、
先日、息子達が埼玉県所沢市にある、
「日本の航空発祥の地」を見て来たとパンフレットを見せてくれた。
日本最初の飛行場がこんな近くに在るとは知らず、
後日、息子の案内で出掛けてきました。
現地、所沢航空発祥記念館は、展示館1階、2階に多数の航空機やヘリコプターの
実機を展示してあり、一部の機体は、搭乗も出来ました。
同館の資料により
1903年(明治36年)、ライト兄弟が「フライヤー1号」で世界最初の動力飛行に成功、
わが国では、8年後1911年(明治44年)臨時軍用気球研究会所沢試験場が開設され、
幅50m、長さ400mの滑走路と格納庫、気象観測所を備えたわが国最初の飛行場が
誕生しました。
所沢飛行場最初の演習飛行は、徳川好敏陸軍大尉の操縦するアンリ・ファルマン機が
高度10m、飛行距離800m、飛行時間1分20秒を記録し、これがわが国初の
飛行場での初飛行であったそうです。
また、日本最初の国産軍用機である「会式一号機」をはじめ初期の飛行機や
飛行船の製作、当時のパイロットの訓練等、全て所沢飛行場で行われ、昭和20年の
終戦を迎えるまで、所沢は、日本の航空技術の発達に貢献したようです。
終戦後、飛行場は米軍の占領下にありましたが、住民の強い返還運動により
昭和57年までに基地の約7割が返還されました。
平成23年(2011年)には、飛行場開設100周年を迎えます。
地元住民、団体を中心として記念事業を実施、全国へ情報発信されるようです。
記念館、展示館内の写真、数枚投稿します、参考に見てください。