一昨日(23日)動物病院で1回目のワクチン接種の後に血液検査もしてもらいました。
トライアルが決まり、里親になって下さる方の希望で検査を依頼した。
結果・・・・・・・
猫白血病、 陽性 。
矢印の先にある青い点、、、 これです。
同時に検査したハチにはそれがありません。
ハチはエイズ、白血病、両方とも陰性でした。
マリちゃん
こんなに小さいのに・・・ね、
こんなに可愛いのに・・・ね、
ショックでした。
保護活動を始めてから白血病が出たのは今回が初めて。
昔、、、12~13年ぐらい前に釣り堀で人馴れしてる猫と出会って連れ帰り、
その猫(ネロ ♂)が白血病でしたが、それは成猫だった。
うちで1年と8ヶ月一緒に暮らして亡くなった。
うちが多頭飼いだと知ってるセンセ、
他の猫とは隔離して、一緒にはさせないようにと話し・・・
栄養状態、飼育環境を良くして、できるだけストレスがないようにとのこと。
ネットで調べても、完全隔離、トイレや食器の共有もダメ、
他の猫とのグルーミングも絶対にさせないように・・・などなど。
完全隔離できる保護部屋などないし、
トイレやケージの消毒、世話をした人もそのたびに手指の消毒・・・
読めば読むほど 無理だわ・・・って思う。
「陰転」ということに淡い期待をし、インターフェロンとかも検索して真夜中までPCだった。
翌日もちょっと暇ができるとすぐに白血病のことが頭にうかんで、
そのたびに気持ちが沈んで暗くなる。
悩みに悩み、昨夜は 西那須野いぬねこ里親会 の富田さんにTEL。
富田さんが言うには
母親からの感染だから陰転することはないとのこと。
そのままで生きられるのはせいぜい2~3年だから、可愛がって楽しくすごさせて、
最期がきたら看取ってやって・・・と。
完全隔離とか消毒とかについても聞いてみたら、
「 そんなの全然関係ないって!
白血病の子と一緒に普通に暮らしても他の猫が感染するなんてないから!」 って!
ホントに????? って思ってさらに続けて
「だって、病院でも言われたし、ネット検索でも同じように出てきますケド・・・?」と、わたし。
「そんなこと言うんだったらうちみたいな100匹ちかくもいるシェルターはどうよ。
白血病の子、どの部屋にもいるんだよ」 って。
確かに。。。
野良猫部屋とかトレーラーハウスとかってその他にも分けてはいますが、
白血病やエイズにかかった猫だけを集めている部屋というのはないみたいです。
もし病気じゃない猫と一緒にしてまちがいなく感染するんだったら、
次々と感染して白血病が蔓延状態になってしまうよね。
「陰転」についてはキッパリと否定されて悲しかったけど、
そのあとの、他の猫たちと普通に一緒にさせても大丈夫というのには一気に気が晴れたし嬉しかった。
特に深刻にならずに、富田さんのいつもの口調で話してくれたので余計でした。
(先に書いた白血病のネロを保護した時、すでに個人で保護活動をしていた 山下さん にアドバイスを求め、
その時にも今回の富田さんと同じことを言われました。
そして、言われたとおりにネロも他の猫同様にフリーにして暮らしていたんだっけ・・・
今回もちょっとだけ冷静になって考えればわかったはずでした。。。)
白血病陽性が分かって、そのことを里親を希望してくれた Aさんに伝え
譲渡できないこともお話ししました。
「家族全員でマリちゃんを迎えます」とおっしゃって下さっていた Aさん。
トライアルを楽しみにしていてくれた小学生のお子さん2人にもとても申し訳ない気持ちでした。
いつもいつも 新入り猫が来るたびに「可愛い! うちの子になろっ!」って言う我が息子ですが、
マリちゃん、その言葉どおりに『うちの子、決定!!』です。
では、また