猟期はじめ

今週から猟期が始まりました。
平日スタートということで、ぼちぼちと罠の数を増やしつつのスロースタートです。
今日でやっと14個の罠をかけました。
雨が降り始めたので週末に期待。
最初のうちに掛けた罠は1個弾いていましたが不発。残念。
これで警戒されたかと思ったけど、依然わらわらと足跡が付いているのでまだいけるでしょう。


それにしても、今回のスーパーリゾートのヌタ場の利用頻度は半端ないです。
四段バスタブにたっぷり泥パック。
気持ちいいんだろうなぁ・・・。

そんな感じでまったり猟期ですが、この間の晴天に師匠が鹿撃ちに行くというのでついて行きました。
今の季節は鹿笛を使う俗にいうコール猟というやつです。



山は雲ひとつない快晴！！
山頂付近はすでに落葉して木々はりっぱな枝ぶりを誇らしげにみせびらかしています。
天気は良いのですが気温は低く、谷あいの笹原には霜が降りて白くなっていました。

時おり遠くから牡鹿の鳴き声が聞こえます。



今回は植林の中をはじめ、原生林の笹原、耕作放棄の果樹園跡などここはと思うところで笛を鳴らしました。



原生林の中はとても美しく、頭まである笹の中を初めての藪こぎです。



師匠に言わせると、あんなのは藪こぎじゃないそうですが・・・。
でも、すごく楽しかった！

原生林の中で笛に反応して笹原が揺れるのを見たり、鳴き返しの声が近付いたり遠ざかったり、笛に反応して足跡が近づいてくるのが聞こえたり・・・気配はあるのですが結局今回は牡鹿の姿を見ることはありませんでした。

残念ですが、森の中で居るだけでわくわくして楽しいので猟果は気になりません。
鹿を待つ間、森の声に耳を傾ける時間もなかなか楽しいものです。