ようやく週末となりました。
今週は怒涛の分蜂ウィークでした。
雨上がりの月曜日、天気は上々の分蜂日和。
朝10時ごろから予想通り分蜂が始まりました。
昨年最後に捕まえた分蜂群で、家にある蜂群のなかでは一番離れた場所に置いてあるものです。
少し場所が特殊で蜂受けが良い場所に取り付けられていないので、どこへ飛んでいくか緊張しながら見守りました。
群れは上昇し、高い木の上のほうへと流れていきそうな気配です。
しかし、幾匹かの蜂たちは下のほうにある蜂受けに反応しています。
このまま下の蜂受けにとまってくれれば…!
蜂受けに気がついた数匹の蜂たち。
しかし、ほとんどの蜂たちは高い木の上のほうへと向かい、移動していきました。
お前ら~そっちへ行くのかぁ~…!
そうこうしているうちに、なんと下に置いてある元巣からもたくさんの蜂たちが出てきました。
こっちでも分蜂が始ったのです。
ほぼ同時に2つの群れが分蜂を始めたのでした。
2つが合体してしまうこともあるそうで、結構焦りました。
が、最初の分蜂群は一足先に背の高いフユナリの木の中ほどに集まり始めました。
今回の分蜂群は今までに見たことがないくらい数が多いようです。
地面から3メートルほどの枝に集合しています。
蜂受けに反応していた蜂たちは数が少ないながらもとどまり続け、分蜂群は2つにわかれてしまいました。
どうやって捕獲するかは後から考えることにして、急いで元巣の様子を見に行きました。
こちらはまだどんどんと蜂たちが出てきている様子です。
もしかしたら最初の分蜂群に吸収されたものもいるかもしれませんが、何とかこちらはこちらでまとまれそうです。
近くにある蜂受けに数匹が集まり始め、無事にとまりそうな気配で一安心です。
さて、元巣の分蜂群は心配なさそうなので先に分蜂した群れの捕獲を考えます。
群れがとまっているのはこのへん。
かなり高い位置なので、もちろん手は届きません。
急いで捕獲用の道具を作ることにしました。
虫取り網の柄に堆肥袋をワイヤーで固定した分蜂群捕獲用ビニール虫取り袋を超ダッシュで作ります。
出来上がるや否やそれを手に木の下へ。
上のほうにびっしりと蜂たちがかたまっています。
足場は不安定なので脚立は使わず、うまい具合に張り出した木の枝によじ登ります。
立てかけておいた網を引っ張り上げ、いざ分蜂群のほうへ袋をのばします。
ゆっくりとやさしく蜂群をかき落とします。
ずざざざざぁぁっ!!
想像したよりずっとたくさんの蜂がいたらしく、一気に袋が重くなります。
急いで木から飛び降り、用意していた巣箱のなかへ袋の中身を投入!!
急いで、優しく、慎重に蓋をします。
どきどきどき…走ったのと緊張で心臓が鳴ります。
しばらくしてそっと入り口の蓋を外してみます。
蜂は落ち着いているようです。
よかった、入った!
ホッと一安心でうれしくなりました。
いやぁ~、よかった!一時はどうなる事かと思った!
取り残した蜂たちを回収して来よう。
一息ついて、再び木の下から上を見上げると、まるでもう1群分蜂したかのような大きな蜂球ができていました。
うわ!取り残しだけでこんなにたくさんいるんかい!
一体どれだけの蜂が集まってたんだろう…全部で5リットルの焼酎のボトルいっぱい分はありそうでした。
袋ですくっては巣箱のほうへ持っていき、巣門の前で振り落としてやると蜂たちはどんどん巣のなかに入って行きました。
2つにわかれたもう一方の蜂たちも、どうやらまた一つに戻ったようです。
合間にもう一方の蜂のチェックも怠りません。
こちらは順調に蜂受けに集合の様子です。
取り残しの回収を何度か繰り返すうちにほとんどの蜂は無事に巣のなかに落ち着いたようでした。
やれやれ、これでこの群れは大丈夫だ。
とりあえず一群捕獲完了です。
そして休む間もなく次の分蜂群の回収を開始です。
蜂受けでは、先の群れを捕獲していた間に蜂球が出来上がっていました。
最初は広がっていた蜂たちも、時間とともに真ん中に集まりはじめ塊はまとまって密度が高くなっていきます。
きれいにまとまりました。
これだけきれいにまとまっていれば捕獲は簡単です。
優しく巣箱にかきいれて終了。
無事に巣に入って、仲間を呼ぶ蜂たち。かわいい。
いや~、一時はどうなる事かと思ったけど、第1群も第2群もひと段落で落ち着いたな~♪
巣箱に入れた蜂たちの様子を観察しながら、幸せモード。
が、先ほど分蜂したばかりの元巣の様子がなんだかおかしい…。
妙に蜂が騒いでいる…。
おお、こ、これは…!?
2回目の分蜂だ~!!!
マジですか、お嬢さんたち!!
1日に同じ巣箱から2回も分蜂?!
それってありえるの~!?
一般に、分蜂は生まれた女王蜂から順番に外へと旅立っていきます。
雨などで旅立ちが遅れ、先の女王が出巣できないうちに次の女王が生まれてしまうと、先の女王は妹の女王を殺してしまうそうです。一つの巣箱には一匹の女王が原則。
なので、1日に2回も分蜂するということはまず考えられませんでした。
2回も連続で分蜂したということは、一つの巣箱に2匹も女王がいたということになります。
これってありえるの?!
半信半疑でしたが間違いなく分蜂です。
蜂たちは先ほどと同じように蜂受けに集合してくれました。
きれいな蜂球になるのを待って回収です。
順調に捕獲作業は終了して、蜂も落ち着きました。
どうやら女王は2匹が同居していたようです。
いろいろと妄想が膨らみます。
心やさしき姉女王だったのだろうか…。
なにはともあれ同時分蜂と巨大群の捕獲、2回連続分蜂などとんでもない事態が起こり続けたゲゲゲの月曜日でした。
怒涛の分蜂ウィークは始まりからして予想外のハードさだったのでした。
今週は怒涛の分蜂ウィークでした。
雨上がりの月曜日、天気は上々の分蜂日和。
朝10時ごろから予想通り分蜂が始まりました。
昨年最後に捕まえた分蜂群で、家にある蜂群のなかでは一番離れた場所に置いてあるものです。
少し場所が特殊で蜂受けが良い場所に取り付けられていないので、どこへ飛んでいくか緊張しながら見守りました。
群れは上昇し、高い木の上のほうへと流れていきそうな気配です。
しかし、幾匹かの蜂たちは下のほうにある蜂受けに反応しています。
このまま下の蜂受けにとまってくれれば…!
蜂受けに気がついた数匹の蜂たち。
しかし、ほとんどの蜂たちは高い木の上のほうへと向かい、移動していきました。
お前ら~そっちへ行くのかぁ~…!
そうこうしているうちに、なんと下に置いてある元巣からもたくさんの蜂たちが出てきました。
こっちでも分蜂が始ったのです。
ほぼ同時に2つの群れが分蜂を始めたのでした。
2つが合体してしまうこともあるそうで、結構焦りました。
が、最初の分蜂群は一足先に背の高いフユナリの木の中ほどに集まり始めました。
今回の分蜂群は今までに見たことがないくらい数が多いようです。
地面から3メートルほどの枝に集合しています。
蜂受けに反応していた蜂たちは数が少ないながらもとどまり続け、分蜂群は2つにわかれてしまいました。
どうやって捕獲するかは後から考えることにして、急いで元巣の様子を見に行きました。
こちらはまだどんどんと蜂たちが出てきている様子です。
もしかしたら最初の分蜂群に吸収されたものもいるかもしれませんが、何とかこちらはこちらでまとまれそうです。
近くにある蜂受けに数匹が集まり始め、無事にとまりそうな気配で一安心です。
さて、元巣の分蜂群は心配なさそうなので先に分蜂した群れの捕獲を考えます。
群れがとまっているのはこのへん。
かなり高い位置なので、もちろん手は届きません。
急いで捕獲用の道具を作ることにしました。
虫取り網の柄に堆肥袋をワイヤーで固定した分蜂群捕獲用ビニール虫取り袋を超ダッシュで作ります。
出来上がるや否やそれを手に木の下へ。
上のほうにびっしりと蜂たちがかたまっています。
足場は不安定なので脚立は使わず、うまい具合に張り出した木の枝によじ登ります。
立てかけておいた網を引っ張り上げ、いざ分蜂群のほうへ袋をのばします。
ゆっくりとやさしく蜂群をかき落とします。
ずざざざざぁぁっ!!
想像したよりずっとたくさんの蜂がいたらしく、一気に袋が重くなります。
急いで木から飛び降り、用意していた巣箱のなかへ袋の中身を投入!!
急いで、優しく、慎重に蓋をします。
どきどきどき…走ったのと緊張で心臓が鳴ります。
しばらくしてそっと入り口の蓋を外してみます。
蜂は落ち着いているようです。
よかった、入った!
ホッと一安心でうれしくなりました。
いやぁ~、よかった!一時はどうなる事かと思った!
取り残した蜂たちを回収して来よう。
一息ついて、再び木の下から上を見上げると、まるでもう1群分蜂したかのような大きな蜂球ができていました。
うわ!取り残しだけでこんなにたくさんいるんかい!
一体どれだけの蜂が集まってたんだろう…全部で5リットルの焼酎のボトルいっぱい分はありそうでした。
袋ですくっては巣箱のほうへ持っていき、巣門の前で振り落としてやると蜂たちはどんどん巣のなかに入って行きました。
2つにわかれたもう一方の蜂たちも、どうやらまた一つに戻ったようです。
合間にもう一方の蜂のチェックも怠りません。
こちらは順調に蜂受けに集合の様子です。
取り残しの回収を何度か繰り返すうちにほとんどの蜂は無事に巣のなかに落ち着いたようでした。
やれやれ、これでこの群れは大丈夫だ。
とりあえず一群捕獲完了です。
そして休む間もなく次の分蜂群の回収を開始です。
蜂受けでは、先の群れを捕獲していた間に蜂球が出来上がっていました。
最初は広がっていた蜂たちも、時間とともに真ん中に集まりはじめ塊はまとまって密度が高くなっていきます。
きれいにまとまりました。
これだけきれいにまとまっていれば捕獲は簡単です。
優しく巣箱にかきいれて終了。
無事に巣に入って、仲間を呼ぶ蜂たち。かわいい。
いや~、一時はどうなる事かと思ったけど、第1群も第2群もひと段落で落ち着いたな~♪
巣箱に入れた蜂たちの様子を観察しながら、幸せモード。
が、先ほど分蜂したばかりの元巣の様子がなんだかおかしい…。
妙に蜂が騒いでいる…。
おお、こ、これは…!?
2回目の分蜂だ~!!!
マジですか、お嬢さんたち!!
1日に同じ巣箱から2回も分蜂?!
それってありえるの~!?
一般に、分蜂は生まれた女王蜂から順番に外へと旅立っていきます。
雨などで旅立ちが遅れ、先の女王が出巣できないうちに次の女王が生まれてしまうと、先の女王は妹の女王を殺してしまうそうです。一つの巣箱には一匹の女王が原則。
なので、1日に2回も分蜂するということはまず考えられませんでした。
2回も連続で分蜂したということは、一つの巣箱に2匹も女王がいたということになります。
これってありえるの?!
半信半疑でしたが間違いなく分蜂です。
蜂たちは先ほどと同じように蜂受けに集合してくれました。
きれいな蜂球になるのを待って回収です。
順調に捕獲作業は終了して、蜂も落ち着きました。
どうやら女王は2匹が同居していたようです。
いろいろと妄想が膨らみます。
心やさしき姉女王だったのだろうか…。
なにはともあれ同時分蜂と巨大群の捕獲、2回連続分蜂などとんでもない事態が起こり続けたゲゲゲの月曜日でした。
怒涛の分蜂ウィークは始まりからして予想外のハードさだったのでした。
…来年はどうするの?
当然さらに忙しいわけで…。
こりゃあ行かないけんな~。待っとってな~。
虫たちは戦いは嫌いなんだよ。by子ども
やぶちんさんが来てくれたら喜んでお分けします。
かわいいですよ♪