猟期は始まれど

猟期が始まってちょうど一週間が経ちました。
先輩たちはガンガン獲っているようで、師匠に至ってはジャスト100キロの大物を捕えたりなんぞしています。
私は初日に罠5つしかかけられず、ぼちぼちと増やしながら今日に至っています。
やっとこさ今日で17個かけたので、あと1週間以内にはかかってほしいものです。
まぁ、脂がのるのはまだ先ということで自分を慰めておきます。

そんな中、罠の見回りの途中でイノシシに遭遇しました。
場所は田舎道の道沿いの田んぼ。午後四時ごろです。
短いながらも二番穂が出て、田んぼを黄金色に染めている場所でした。
こんなに穂が付いたらイノシシが来るのにな…なんて思いつつぼんやりと田んぼを横目に通り過ぎようとしたところ、向こうはじに何やらかたまりが二つ。

お！あれは！

車を止めて双眼鏡を出すと、やっぱりイノシシ！
ちょっと小さい2頭でした。



ドアを叩いても、クラクションを鳴らしても夢中で餌を食べています。
石を投げても届かず、仕方がないので観察していると何かの拍子にピョンピョンと跳ねて森の中へ消えて行きました。
コロっとした20キロくらいの仔猪でした。

また、別の日にはカモが居付いている池を近所に発見しました。
こんな所に？というような場所にたくさんのコガモが群れています。



双眼鏡でのぞいて観察です。



カモは浮草の中をすいーっと泳いで、くちばしを浸しながら進んでいます。
縦横無尽に泳いだ後は水草に道が付いていて、なんだかとても微笑ましい景色でした。



おいおい、こんなかわいい奴らを撃つのかい！？
天使と悪魔が葛藤しそうですが、とりあえず空気銃は調整もまだなので扱うのはしばらく先になりそうです。



ちなみに、この小さな池には20羽ほどのコガモがいました。

いろいろと獲物は見かけるのですが、心も落ち着かず猟に専念できるのはまだ先になりそうです。