働くひとたち

久しぶりの養蜂日記です。

暑くなり始めてから、蜂たちは巣箱の外へまとわりつくようになりました。



最初の頃は数匹が巣門の外へ出て羽をふるわせて巣内に風を送っていたのですが、いつの間にやら大勢が出てきてもやもやしています。



これは巣を捨てて逃げ出す一歩手前か！？と思って焦っていたのですが、どうもそうではないようです。



よく見ると、巣門の周りでじっとたたずんでいたり、帰ってくる蜂から蜜をもらったりしているのは若い蜂のようです。
そのほかは何やら忙しく働いている模様…。



どうやら箱の隙間あたりで何やらしている様子です。



数日たって、直射日光が当たらないように巣箱の上と横にすだれをかけてやりました。
これで暑さの方は少しはましになるはずです。



こころなしか外に出る蜂が減ったような気がします。



しかし、相変わらず何やら働いている蜂たちがたくさん。



お、なんだか木の板の割れ目が白くなっているぞ！



近づいてみると、蜂たちは木の隙間のあたりをつつくような動きをしています。



そう、実は巣の隙間をみつろうでふさいでいるのでした！
白っぽくみえるのがみつろうです。



巣の近くまで寄ると、蜂蜜の発酵したような甘い香りが漂っています。
秋口になるとそんな匂いを頼りにスズメバチが襲撃に来るそうです。
蜂たちは匂いが漏れるのを防ぐために隙間をふさいでいるのでした。

しかし、ネジの穴までふさがなくてもいいのにね…。
ちょっと気の毒。

秋はもうすぐそこ、スズメバチ対策の準備もしなくちゃね。