みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

芸術祭 男木島へ

2010年09月05日 | おでかけ
オリーブサイダー飲みました。
ビール風味よりワイン風味のほうが好みです。

というわけで、二日目はミケちゃんと一緒に男木島に行ってきました。



フェリー乗り場では音楽に合わせてカポエラのショー?が行われていました。
フェリーの切符を買うついでにしばし見学。
スローな動きで信じられないポーズをとります。
全身筋肉の塊?
なんと、女の子もやってましたよー。かっこいいね!

男木島へ行くには女木島と男木島行きのフェリー「めおん」に乗ります。
女木島には海水浴場もあるので、多くの人が女木島で降ります。
男木島は女木島より少し遠いですが、海もきれいだし何より石垣の上に立つ家々の風景が壮観です。
一度男木島に来たら、きっと多くの人が男木島ファンになるでしょう。
私も男木に別荘が一つ欲しい・・・。




男木島に着くと港で出迎えてくれるのがこの作品。
ジャウメ・プレンサの「男木島の魂」
ここはインフォメーションセンターになっているので、ここで情報収集ができます。
中ではおばちゃんがうどんやたこ飯を販売しています。
ミケちゃんがたこ飯を買うと、おばちゃんは早起きして作ったからおいしいよと、嬉しそうに教えてくれたとか。

まずは谷山さんの雨の路地を鑑賞。



雨の降る時間は決まっているので、インフォメーションで確認するとよいかもしれません。
この日は思ったより少ししか水を出していなかったのでちょっと残念。
最初に見たときのインパクトが強すぎたかな。



そのまま石垣の坂道を登り、川島さんの思い出玉が集まる家へ。
表がカフェになっていてとても眺めがよかったので、ここでたこ飯タイム。
なんと、たこがゴロゴロ入っていて超美味でした!
今まで食べたたこ飯の中で一番おいしかった~!
男木島に来たらぜひ試してみてください。お勧めです。



家の中は思い出玉がたくさん。
不思議で楽しい空間でした。
この思い出玉は来場者も作ることができ、会期中にどんどん増えていくのだとか。
私たちももちろん思い出玉を作りました。
自分で思い出の写真や手紙などの材料を持ってきてもいいみたいですよ。
この日はたまたま川島さんがNYからもどって、この会場にいらしてました。
少しお話して、写真まで撮っちゃいました。



私の思い出玉はほかの作品と一緒に置いてきました。



この日はとても暑かったので、カフェでパフェを食べました。
香川県の郷土菓子おいりの乗ったかわいらしいパフェはとてもおいしかったです。



パフェを食べていると紙芝居が始まりました。
戦争にまつわるお話で、ひとつはゾウの話、そしてもう一つは高松空襲で亡くなった親子の話でした。
平和な世の中ですが、ほんの数十年前にはとても悲惨な時代があったということを、時には思い出さないといけない気がします。
土日はこういったイベントに遭遇することも多いので楽しみです。

長い時間を過ごした思い出玉の集まる家を後にして、中西中井さんのかわいらしくてさわやかな作品を横目に秋本さんの作品を見に行きました。

坂を下ったところにある古い家畜小屋の中には予想もしなかった作品が。
今回はこれが一番心に残ったかもしれません。
なんともいえずかわいく不気味?なのでぜひ見てほしい作品の一つです。



少し道を戻り、中西中井さんの作品をじっくり見た後、秋本さんのもう一つの作品を鑑賞。
これまた愛らしく不思議な世界が広がり、一度で魅了されてしまいました。



けっこうこの作品のファンになってしまったかも?

谷口さんの作品のパイプの前で奇声を発したりしつつ、さらに坂道を上って高橋さんの作品を鑑賞。



こえびさんの解説を聞きつつ、ダイナミックで繊細な作品にしばし見とれました。
そのあとはお手伝いをした北山さんの作品を鑑賞。
お手伝いしたころとはずいぶん様子が違っていて、とても面白かったです。
作家さんと知り合いになり、お話を聞いて作品を見るのと、何も知らずに見るのではやっぱり違うなぁと思います。



すぐ近くには漆の家プロジェクトがあり、信じられないくらいの漆を使って漆の部屋を作り上げていました。
部屋中漆なんてなんて贅沢なスペースでしょうか!
隣の喫茶コーナーの廊下もふすまも渋い漆塗りです。
お茶を飲んでくつろぎながら、高台から眺める海は最高でした。



男木島を歩くとどこをとっても絵になるようです。
先人が苦労して積み上げたろう素晴らしい石垣に、寄り添うように家々が建ちます。
古い家畜小屋や空き家があり、独特の景観が心を打ちます。

そんな景色の中を楽しみながら、豊玉姫神社へ。
ここには島こころ椅子がたくさん置いていて、歩き疲れた足にちょうどよい休息を与えてくれます。

神社の狛犬はやさしい顔。


「あー」

「うん」



鳥居の向こうの小さな港。
なんだか日本の原風景といったおもむきです。



猫もダブルで昼寝。

オンバファクトリーでたくさんのオンバを見学。
ジェームズ・ダーリング&レスリー・フォーウッドの作品を見に遠くの港まで散歩。
気がつくと鑑賞可能な時間が残り僅かになっていました。

急いで引き返し、カラクリンを見に行ったところでもうまもなく四時半。



なんと、男木島を全部回れずに終了時間となってしまいました。

それにしても、この小さい島に子の密度の作品!
やっぱり男木島はいいなぁ。
また来よう!



帰りのフェリーではとっても大きな虹を見ることができました。
予想してなかった出会いもあり、なんかとっても幸せな気分になりました。

そして、高松に戻ったら讃岐うどんも食べなきゃね。



〆は山田家のぶっかけうどん。
遅くまでやってるし、いつ行ってもおいしいし、何より建物がいいのでよくお客さんを連れていきます。
カフェメニューも増えててびっくり。
うどん屋にカフェって・・・と思うけど、まぁおいしいからいいか!
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トモキタル | トップ | 初ラフティング! »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
男木島よいとこ一度はオイデ ()
2010-09-07 15:57:51
島中いたるところでアートしてましたね。
ご紹介して頂きましてこちらも良い写真がいっぱい撮れたと喜んでいました。
日によって時間帯によっては色んなものも見えるんですね。

他の島も覗きに行きたくなりましたがまだちと暑いですから10月に入ってからがいいかも知れませんね。

山田家はいいよね。
お友達もさぞかし堪能していった事でしょうね。
返信する
燦さんへ (オイノコ)
2010-09-07 21:06:48
私一人で浮かれてるだけかも~?なんて思っていましたが、男木島よかったですか?
ほかの島ものんびり回りたいですね!
豊島や小豆島は広いので1日以上かかりそうです。

山田家は好きなうどん屋のうちの一つです。
返信する
良い一日でした☆ (ミケ)
2010-09-08 00:34:38
男木島、本当に楽しかったです♪
川島先生、そうだよね、普段はNYに住んでおられると思うと、本当にラッキーだったね
タコご飯も美味しかったし、
虹もアーチが
写真に収まりきらなかったね(笑)

山田家はとても雰囲気が素敵でとても美味しかったですよ~
また行きたいです
返信する

コメントを投稿

おでかけ」カテゴリの最新記事