さらばヨシダ

9月末に3連休があったので、ゆっくりできるー！と思って実家に戻っておりました。
実家に戻るときは深夜2時40分発のフェリーで徳島へ渡ります。
ずっと下道を走るので家に着くのは朝7時から8時の間くらいになります。
仮眠ができるのはフェリーに乗っている間の2時間弱＋アルファ（道中で仮眠）。
仕事が終わってその足で帰るので結構ハードな帰省です。
でも、家でゆっくりできるぞ！の一念でがんばって帰ることができます。（笑）

実家にたどり着く前にいつもの山の蜂箱チェック。
帰り道に山に置いてある蜂の箱の近くを通るので、家につく前にこちらの様子を見て帰ります。

蜜蜂たちは元気にしてるかな～？

ドキドキしながら見に行くと、なんとジャングル化した林の中に女郎蜘蛛の巣が張り巡らされ、たくさんの蜂たちがとらわれていました！
ひぃえ～！！そんな殺生な！！

蜂たちはいつものビュンビュンとした勢いで仕事に出るのではなく、そぉ～っと、そぉ～っと、ここに蜘蛛の巣あるかもしれないよ～なんて言いながら超スロースピードの用心深さで空中浮遊して出かけているのでした。
蜜蜂たちも蜘蛛の巣の怖さをよく知っているのですね。
しかし、これでは一向に蜜がたまりません。
それどころか、たくさんあった巣箱のうち3箱から蜂の気配が消えていました。

ちくしょー！
ごめんよ！！
近くでいたら面倒見てあげられるのに…。
ほんとすまねぇ！！

とりあえず午前中は薮を切り開き、蜘蛛の巣を除去する予定になりました。

帰宅してゆっくり休む間もなく早速仕事です。

下草刈りや大きく垂れ下がって来た木の枝の剪定などに汗を流すとあたりの見晴らしが良くなり、蜘蛛の巣が取れると蜂たちはそれをわかっているのか一斉に活発に飛び始めました。
よしよし、かあちゃんはうれしいよ！（←実際はただの大家）
作業中は何度も斥候のスズメバチが飛んできていたので、これでスズメバチも来やすくなったな～…とちょっと心配ではありますがまずは一件落着。

スズメバチといえば、蜘蛛の巣にかかったミツバチをかっさらおうとしている黄色スズメバチを見かけました。
蜘蛛の巣に絡んで動けないミツバチを必死に引っ張って持っていこうとしていましたが、結局取れずにあきらめました。
スズメバチは蜘蛛の巣怖くないんだね～。

結局いなくなったと思っていた箱のうち2箱はまだ生き残っていたことが判明。
しかし相当弱っているみたいなのでもしかしたら消滅の危機もあり得ます。
まぁ、近くでいないのでなるようにしかなりません。

夏の間に逃去してしまった2箱を回収し、午前の仕事は終了しました。

午後からはお出かけ。
友人のH井さんちのお菓子屋さんのカフェが突然閉店することになったので、最初で最後の訪問に伺うことにしていたのです。
お店は閉店セールでとんでもない人出だったそうですが、私がついたころにはすでに閑散として残りの品数もわずか。
しかもH井さんいない。
お店の方に聞いてみると少し離れた本社研究室でお仕事中だとか。
お誘いを受けたので初めての訪問でいきなり研究室へ潜入することに。

本社研究室へお邪魔するととても忙しそうなご様子。
申し訳ない感じでお邪魔しました。


働くH井さん。


さらに働くH井さん。



この量、よくぞこぼさずに。さすがプロ。



最後のチーズケーキの仕込みに奮闘する社長。
チーズケーキのチーズを盛り付けて…


パシーン！
勢いよく机の上に叩きつけます。
さすがのリズムと手さばき、職人！



お忙しいにもかかわらず、焼きたてのかすてぃらをごちそうになりました。
ほわほわでおいしかったので全部食べそうになりましたがすんでのところで自制。



この翌日がお店の最終日だったので、最後のチーズケーキたちが窯の中で焼かれていきます。


おお～うまそう。


焼けました♪おっと、よだれが…。

と、最後のお仕事を撮影するカメラマンとして写真を撮りまくっていたのでした。
お忙しい中いろいろと珍しい作業を見せていただき、おいしいものまでごちそうになり、さらにはお土産までいただいて楽しい時間を過ごさせていただきました。
H井さん、ありがとう♪
最後の作業、なんだかせつない気もしましたが、また何らかの形でのご活躍期待しております！

そして、最後のチーズケーキ頂きました♪


最後のチーズケーキ、せつなさとおいしさとが詰まっていますよ。


米コーヒーと一緒に頂きました♪
ごちそうさまでした！