獲れない記事を書いた後、なんとめでたく獲物がかかっていました!
みなさん、応援ありがとうございました。
1頭目は山の猟場の2番目のポイントに。
小さい奴でしたが久しぶりの獲物はありがたいです。
これでかなりほっとしました。
とりあえず大丈夫そうなので後回しにして他の罠を見回ることにしました。
山の猟場を見て回り、少し離れた山里の、知り合いに頼まれて仕掛けているポイントを見に行きました。
長い間仕掛けているのにちっともかからず、申し訳ないなと思っていたところです。
罠のある場所に近づくと様子が違います。
土が地雷でも爆発したのかというくらいに掘り返されていますがやけに静か…。
おかしいぞと思ってそうっと近づいて行くと…。
薄暗くて最初は良く見えませんでしたが、斜面には大きなイノシシが転がっていました。
しかも、なんだか腹のあたりが赤い色をしています。
おかしいぞと思いながら近寄ると…思った通りイノシシはすでに死んでいました。
そしてよく見るとお尻のあたりは犬か何かに食われて肉がむき出しになり、血まみれでした。
なんということだ!
ちょっと状況がよく飲み込めないまま、とりあえず罠の片づけをしました。
先輩たちの話ではよく猪が死ぬということを聞いていましたが、実際に自分の罠にかかったイノシシが死んでしまったのは今回が初めてです。
しかも、こんな山奥で犬に食われているなんて…。
ちょっとむごいような感じで死んでいたのでなおさらショックです。
後で師匠に聞いたところ、尻から食われているなら死んでから襲われたんだろうということでした。
たしかにでかいイノシシに向かっていくには野良犬も結構な数がそろわないとできないことでしょう。
生きている間に襲われたならもっとひどい傷が付いているはずです。
死んでから襲われたのならまだよかったとは思いますが、殺してしまったことに変わりありません。
もう一日早く見回りに来ていれば!後悔してもどう仕様もありません。
とりあえず山の神様に感謝だけして、そのイノシシは山に置いてきました。
数日もすればほとんどなくなっていることでしょう。
そうやって山に帰って行くのです。
置いて帰る前に、どれくらい脂がのっているのか少し切って確かめてみました。
すると、脂身が3センチはある極上のメスでした。
なおさら悲しくなりました。
しかし、ここは害で困っていた場所なので大きい奴が獲れたことは素直に喜べます。
また次回、ここで獲物が獲れれば良いと思いました。
後片付けをして山の猟場に戻り、先ほどの猪をやっつけました。
持ち帰るとオスの34キロ。
小さくて脂も乗っていません。
どうするか悩みましたが、前々から解体を見たいという友人がいたので持って行って一緒に解体することにしました。
それはまた次回のお話で。
今回は
♂34キロ
♀60キロくらい
山の神様、
先輩たち、
師匠、
応援してくださった皆様、
ありがとうございました!
みなさん、応援ありがとうございました。
1頭目は山の猟場の2番目のポイントに。
小さい奴でしたが久しぶりの獲物はありがたいです。
これでかなりほっとしました。
とりあえず大丈夫そうなので後回しにして他の罠を見回ることにしました。
山の猟場を見て回り、少し離れた山里の、知り合いに頼まれて仕掛けているポイントを見に行きました。
長い間仕掛けているのにちっともかからず、申し訳ないなと思っていたところです。
罠のある場所に近づくと様子が違います。
土が地雷でも爆発したのかというくらいに掘り返されていますがやけに静か…。
おかしいぞと思ってそうっと近づいて行くと…。
薄暗くて最初は良く見えませんでしたが、斜面には大きなイノシシが転がっていました。
しかも、なんだか腹のあたりが赤い色をしています。
おかしいぞと思いながら近寄ると…思った通りイノシシはすでに死んでいました。
そしてよく見るとお尻のあたりは犬か何かに食われて肉がむき出しになり、血まみれでした。
なんということだ!
ちょっと状況がよく飲み込めないまま、とりあえず罠の片づけをしました。
先輩たちの話ではよく猪が死ぬということを聞いていましたが、実際に自分の罠にかかったイノシシが死んでしまったのは今回が初めてです。
しかも、こんな山奥で犬に食われているなんて…。
ちょっとむごいような感じで死んでいたのでなおさらショックです。
後で師匠に聞いたところ、尻から食われているなら死んでから襲われたんだろうということでした。
たしかにでかいイノシシに向かっていくには野良犬も結構な数がそろわないとできないことでしょう。
生きている間に襲われたならもっとひどい傷が付いているはずです。
死んでから襲われたのならまだよかったとは思いますが、殺してしまったことに変わりありません。
もう一日早く見回りに来ていれば!後悔してもどう仕様もありません。
とりあえず山の神様に感謝だけして、そのイノシシは山に置いてきました。
数日もすればほとんどなくなっていることでしょう。
そうやって山に帰って行くのです。
置いて帰る前に、どれくらい脂がのっているのか少し切って確かめてみました。
すると、脂身が3センチはある極上のメスでした。
なおさら悲しくなりました。
しかし、ここは害で困っていた場所なので大きい奴が獲れたことは素直に喜べます。
また次回、ここで獲物が獲れれば良いと思いました。
後片付けをして山の猟場に戻り、先ほどの猪をやっつけました。
持ち帰るとオスの34キロ。
小さくて脂も乗っていません。
どうするか悩みましたが、前々から解体を見たいという友人がいたので持って行って一緒に解体することにしました。
それはまた次回のお話で。
今回は
♂34キロ
♀60キロくらい
山の神様、
先輩たち、
師匠、
応援してくださった皆様、
ありがとうございました!
無駄に死なせてしまうことと、命をもらって活用させてもらうこととの違いは頭で考えただけでは理解できないことの一つではないでしょうか。
餌をやる人もいるので何とかしてほしいものです。
ユーチューブなんかでは野犬が集団で猪を襲っている映像を見たことがあります。どのあたりの地域かは忘れましたが。野犬が集団になり優れた群れならどこでも十分あり得ると思います。
もしかしたらタヌキやキツネかもしれませんが、発見した時は驚きました。
できるかぎり見回り強化でがんばります!
でも、オイノコさんの複雑な気持ちはちょっとだけ分かるような気がします・・・
スケールは違いますが、僕も知人に生きたマムシをもらって焼酎付けにするべく、ペットボトルに入れておいたら、知らない間に陽が当たっていて、無駄に死なせてしまったことがあるんです。
生き物の命の尊さをと、自分の甘さが情けなく、しばらく落ち込んだことでした。