ムカDay

金曜日の午前1時、ふと目が覚めてなんだか寝付けなかった。
目の前のふすまを何か黒くて細長いものが横切ったような様な気がしたが
心霊現象だと怖いので気にしないことにして、再び眠りにつくのを待っていた。

すると、チクリと足の甲に痛みが走った。
はっとして灯りをつけ、布団をめくってみると何とそこにムカデが！！
しかも長さ8センチ×幅8ミリほどの結構やばい感じの大きさだ。
足の痛みはまだ無かったので、とりあえず近くにあった雑誌でバンバン叩いた。
でも、ムカデがそんなので死ぬわけが無い。
とりあえず雑誌をかぶせてムカデが安心してじっとしている体勢を作り、
新たな武器を探すことにした。
とりあえず蚊取り線香に火をつけて攻撃してみるが余り効果が無い。（当たり前）
仕方がないのではさみを取ってきて、切断しない程度にはさみこんで布団から引っぺがした。ここで切ってしまうとムカデのどぶのような臭いのする体液が飛び散ってしまうので注意が必要だ。
そのまま台所へ向かい、コンロで火刑に処した。
残酷なようだがこれが田舎のやり方だ。

その後は薬を塗って寝た。
朝起きて腫れも無かったのでそのまま仕事に出た。
しかし、夕方になってだんだんと腫れてきた。とても痛かゆい。
でも、まだ少ししか腫れていなかったのでそのまま合気道の稽古に行った。
だが、受身が取れないしなんだか調子が悪くなって半分は見学してしまった。
その間も見る見る腫れがひどくなっていった。

そして今朝、腫れは足首の少し上まで広がりパンパンだ。
歩きにくいし、痛かゆいし大変。
一日寝ていたら、またムカデが現れた。
今度は長さ4センチ×幅2ミリの小物。
もしかして前のやつの妻か？
もちろん鬼のオイノコによって火刑に処せられたのはいうまでもない。



みごとに腫れあがった右足。赤ちゃんの足みたい。



夫婦ムカデ。クリックするとダンナの巨大な姿が見られます。（悪趣味！）

祖母が生きていた頃は、祖母ばかりがムカデに噛まれていた。
今回私は2回目だ。
オイノコ家のムカデ係は私に引き継がれたのだろうか？
・・・そんなのイヤ！