先週初めに台東区浅草の「金龍山浅草寺」へ、梅雨の晴れ間の暑い日に出かけて来ました。 何と云っても花のお江戸の観光名所・・・・、週初めとは云え、辺りは観光客でいっぱいの賑わいを見せていました。 流石は日本観光の一大名所なんですねー・・・!! この玄関口の雷門・・・、正式には”風神雷神門”と云うのだそうです。皆さんご存知でしたか・・・? 門の左右には、風神と雷神の二体の像が厳めしく辺りを睥睨してしっかりと守っているのでした。 浅草寺の由来については、ネットででも詳しく載っていますんでご覧になられてくださいね! 又、現在のこの雷門は、日本一の家電メーカーとなった彼の松下電器産業の「松下幸之助」翁が大提灯共々寄贈されたんだそうですよ!
そしてこの門の裏手にも二体の像が左右にありまして、水をつかさどる神様で、”金龍” 女性と”天龍” 男性の立像がおわします。
昔江戸の町は非常に火災の多い町だったそうで、火災除けにこの天から水を呼び込む二体の水神様を安置されて
火除けを願っていたみたいですね!
門をくぐって進みますと、ご覧の仲見世通りで、大勢の善男善女や観光客が惹きも切らさずゾロゾロと
左右の店を冷やかし乍ら本堂の方へとそぞろ歩きの行列なのです。
この日はカンカン照りの猛暑にも拘らず、暑さもなんのその・・・、信仰心(?)は素晴らしいのです。
仲見世通りの裏手にも土産物屋などのお店が連なっていまして、この様な招き猫も呼んでいますよ。
先ほどの入り口前の大通りには、モダンな建物の交番もあり、スクランブル交差点もこんな感じで人、人、人の賑わい振りです。
此処の道路脇では観光用の人力車が何台も待機していて、屈強な若い車夫さんが客待ちをしていましたが、何と女性の車夫さんもいましたよ!
交差点前にある一風変わったこの建物は、浅草文化観光センターで、観光客向けの種々の案内をしています。
また8階の展望室からは浅草の街並を一望出来る結構なスポットもありますよ。
隣の絵は、仲見世通りの裏側を撮ってみました。 あまり面白くもないですかね???
本堂のある観音堂の手前にもう一つこの様な立派な威風堂々とした山門がデンと構えております。
正面中央の大提灯などは、昔から京都の有名な提灯製作会社が代々作っているそうです。
重さが700kg もあるんだそうですよ! ヘェーッ・・・!!
先ほどの観光センターの8階へ昇って観てみました、浅草寺もスカイツリーなども一望に眺められてご機嫌な場所です。
やっと観音堂正面に辿り着きました、前には線香の煙たなびく大きな香炉があり、煙の絶える時がありません。
その左右には立派な手水舎がありまして、先ず此処で身を清めて後に観音堂に上がり参拝です。
手水舎の天井にはやはり水を呼ぶ龍の天井絵が掲げられていました。 この神像にはどんな由来がありましょうか??
大提灯の底にもこの様な龍神の彫り物がなされているのです、金燐を輝かせて出現した龍神の威厳が感じられますね・・・!
観音堂の内部も参拝客でいっぱい・・・、観光客も含めて、皆何を祈願しているのでしょうか・・・?
戸外は猛暑のこの日でしたが、堂内は涼しげな風も吹き抜けてホッとしました。暫く外へは出たくない雰囲気でしたね!
本堂内の一寸中国風の角灯・・・、色合いが涼し気で朱塗りの丸柱と調和していました。
本堂内天井には、天女なのか、観音様のお姿なのかそこのところは分かりませんが、左右対で優雅に
遊泳されている様な感じで・・・!
此処にも厳つい龍の天井画・・・・迫力が一段と感じられる眺めです。
堂内で御神籤を引いた外人女性がチョッピリ冴えない顔で件の御神籤を結んでいました。
さては大吉ではなかったのか・・・? 内容を一寸聞いてみたいような・・・・!!
海外からの仏教徒のお坊様が二人、何処の国から来られたのだろう・・・快く撮らせてくれました。感謝!!
本堂前の大香炉に線香を捧げて、先ず此処で祈願され、その後本堂へ向かって再度お願いをされるようですね・・・!
観音堂横から辿って来た山門の方を振り返って、少し構図を考えて撮ってみました。 これも面白くないか・・・?
と まあ こんな調子で猛暑のこの日、額から流れ落ちる汗を拭き拭き頑張って撮り溜めた絵の数々でした。
拙い絵を最後までご笑覧頂きまして、本当に有難うございました。辛口のコメントなど遠慮なく頂ければ嬉しい限りです。