前回は宿へ行く処で続きとなって終わりましたが、其の夜の宿での目的の鮟鱇鍋です。 見た目にはあまりきれいではありませんが、味噌仕立ての鍋ですからこんな感じでしょうか! 然し、味の方は抜群の旨さで酒もすすみました。その後の〆は勿論雑炊で、満腹の夕食なのでした。 明日の体重計に乗るのが気掛かり・・・・!
冬の太陽が太平洋の海原に照り映えて眩いばかりの碧い海でした。
翌朝宿の部屋から眺めた太平洋の水平線から出る日の出・・・・、周り一面茜色に染まり、
これから始まる一日の輝きにも似た光景に早起きの眠たさも何処へやら・・・・!!
朝食もシッカリと済ませて今朝も快晴の中を向かった先は塩谷崎・・・・、青空に聳ゆる白亜の灯台。
入場料を払って灯台の先端部まで登ってみたのでした。
大海原の眺めはこの様に美しく、砂浜に打ち寄せる白波と群青の海・・・、静かに流れる白い雲と壮大な景観に寒さも忘れて暫し眺めていました。 又、この灯台の下にはかの有名な歌手の歌碑がありました。 昭和の不世出の歌い手、美空ひばりさんの唄った「みだれ髪」です。 歌碑の前に立つと此のメロディが流れてきます。“髪の乱れに手をやれば 赤い蹴出しが風に舞う・・・・ 塩谷の岬” と哀切を帯びた曲が聴けるのでした。 もう一つ此処の灯台で初めて知ったのは、昔観た映画「喜びも悲しみも幾年月」 “おいら岬の灯台守は妻と二人で沖行く船の無事を祈って灯を燈す・・・・” と、若山 彰 が唄ってヒットしましたよね。 主演は今は亡き佐田啓二と高峰秀子さんでした。 話が横道に逸れましたが、この映画の原作者が此処の灯台守をされていた方の奥様だったのです。 昔何度も見て感動した映画でした。
此のお堂は国宝“白水阿弥陀堂”です、お寺の名は「願成寺」、此処もその昔東北の藤原氏の流れを汲む
由緒あるお寺で、阿弥陀堂を囲む池は、毛越寺にある極楽浄土を模した池とよく似ていました。
説明不足の所は恐縮ですが、解説の看板を虫眼鏡でご覧ください。
最後に立ち寄った場所は小名浜港、沢山の大小の漁船が港に係留されていました、
遠洋漁業の船なのでしょうか?岸壁では何が釣れるのか、釣り人もチラホラと糸を垂れていました。
漁港市場は生憎と休みだったようで、開いていた食堂で遅めの昼食を取り、注文したのが
下の刺し身定食。 新鮮な魚介類がこの様に盛られて、烏賊の塩辛なども小皿で付いて、
これで1500円の料金でした。 安いっ!! そして美味かったぁー・・・!!
最後に青空に紅色の梅の花などご覧頂いて、大満足の食と観光2日間のドライブ旅を終えたのでした。