「わすれたって、いいんだよ」
上條さなえ 文・たるいしまこ 絵／光村教育図書出版
ナンクルナイサー！
という言葉の意味をしっていますか？これは、沖縄の言葉で、なんとかなるさーという意味です。
このお話は沖縄生まれのおばあちゃんのお話です。
おばあちゃんは沖縄料理店を営みながら、お客さんたちの悩みを聞いてあげたりしては、
ナンクルナイサー！と
励ましてあげたりしていました。もちろん、家族にも同じように。。
ある日、おばあちゃんは認知症になってしまいます。
色々物忘れが多くなり、出来ないことも増えてきてしまいました。
今度は家族やお客さんたちがおばあちゃんを支えてあげることになりました。
この絵本は、人への優しさ、思いやりが伝わる心温まるお話です。
最近、学校で認知症を学んだばかりのクラスの子供たちから
「やっぱりそうだったんだ〜」という言葉が飛び交い
とても興味深い様子で聞いてくれました。
ともネコ
